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Teads、AdManagerでLumenアテンション計測が可能に[ニュース]

Teadsは、世界的なアテンションテクノロジー企業であるLumen Researchと提携し、広告のアテンション測定機能をTeads AdManager(以下TAM)上にて提供開始した。

Teadsは2022年に「Teadsアテンション・プログラム」を開始し、テストデータの蓄積を行ってきた。今年は6月にグローバル各国でLumen社とのプラットフォームのインテグレーションが始まり、この度、日本と韓国で同サービスの提供が始まった。
TAMはアテンション計測をビルトインした世界初の広告配信セルフサーブプラットフォームであり、画期的な技術統合である。

 

Teads AdManagerアテンション計測メリット

• 追加の負担なくアテンションキャンペーンの配信がTAMで可能。

• ビューアビリティだけでは捉えられない消費者のアテンション(注目度)をキャンペーンの効果測定の一つとして活用できる。

• モバイル、デスクトップ、CTV広告の最適化のために、クリエイティブやフォーマットに対する消費者のアテンションが測定可能。

縦型広告フォーマットは一般的にビューアビリティが低い傾向にあるが、Teadsの調査結果から、ビューアビリティだけではデジタル広告の効果を充分に把握できないことが分かってきた。
効果測定の新たな方法として注目を集めているアテンションは、縦型広告のような大きなフォーマットがよりアテンションを高く獲得する状況にあるということが明らかとなった。
このことから「横型に比べて縦型広告の方がアテンションを多く獲得しているのではないか」という、Teadsの仮説は正しかったということが実証された。

Teadsはアテンションという新指標を可視化し、広告のパフォーマンス改善につながる取り組みを続けていく。今後もマーケットをリードし、積極的な議論を広告業界に携わる関係者と実施し、安心安全な環境下での広告配信に努めていく。

 

ルーメン・リサーチのマイク・フォレット最高経営責任者(CEO)は、次のように述べている。
「11年にわたる視線追跡調査の結果、閲覧可能な広告のうち実際に閲覧されたのはわずか30%であることがわかりました。Teadsのパートナーと協力し、プレミアム広告フォーマットをアテンションに向けて最適化できることは素晴らしいことです。」

 

Teadsのリサーチ&インサイト担当SVPのキャロライン・ユゴネンは、次のように述べている。
「グローバルな事業展開の中でも重要な市場である日本と韓国において、アテンション測定の開始を発表することができ嬉しく思います。TeadsのリサーチパートナーであるLumenとの技術統合により、アテンションテクノロジーがTeads Ad Manager(TAM)に導入され、TAMユーザーは追加の費用負担をせずにアテンションを測定できるようになります。アテンションが成果にどのように関係しているかを測定できることを楽しみにしています。」

ABOUT 加納 奈穂

加納 奈穂

ExchangeWireJAPAN 編集担当 武蔵野美術大学卒業後、出版社に入社。WEBサイトや広告の運営に従事。その後コスメ情報サイトのコンテンツマネージャーを経て出版社での通販事業において販売促進業務を担当する。通販会社にてSNS運用に携わったのち、2022年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。現職に至る。