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株式会社フェズ、さらなる成長を見据え新代表取締役に赤尾雄司氏が就任

リテールメディア事業等を展開する株式会社フェズ(本社:東京都千代田区)は、10月1日付で、新たな代表取締役に赤尾雄司氏(上写真)が就任したことを発表した。

株式会社フェズはこれまで、創業者・伊丹順平氏が「自ら感じた小売業界の課題をデータやテクノロジーの力で解決したい」という思いをもって、国内でいち早くリテールメディア事業やリテールDX事業に取り組んできた。国内事業の基盤が概ね確立し拡大フェーズへ移る中で、創業10年目以降の更なる成長を見据え、代表取締役の交代を決定した。

創業社長である伊丹氏は、代表取締役を退任し、今後は取締役として海外事業の立ち上げを担当する。

 

後任の代表取締役には、これまで取締役COOを務めてきた赤尾雄司氏が就任する。同氏はこれからの展望について以下のように語っている。

「フェズは、リテールデータを価値に変える会社として、より高みを目指していく時期にきています。3年後、5年後、フェズが事業を拡大していくことで、リテール業界の効率化が進み、小売企業様・メーカー様など、関わる多くの皆さまがもっと本質的に活躍でき、新たなチャレンジができる社会を創っていけると考えています。
そのために、フェズ自身も次のフェーズに進化していく必要があります。
今回、創業社長さえも代表の椅子を譲る、常に責任と権限が適正に循環する会社だということを示せたと思います。ここから、さらに年齢や過去の実績に縛られず、人を育て、力のある人財を登用し、活躍できる仕組みを本気で創っていかなければなりません。
本当の意味でマーケットを変革する役割は、市場リーダーにしか果たせないと感じています。自社が市場において圧倒的に成長できない中で、市場変革は実現できない。勝ち抜いてトップになってこそ、市場を変えるチャレンジができると考えます。そのプロセスの中で、フェズを選択してくれた人財が市場リーダーとして活躍できる人財に変わり、(社内外を問わず)沢山のチャレンジが実現する世界を創りたい。業界を変えていく私たち自身が、ワクワクできる。まずはそこからですね。」(株式会社フェズ コーポレートブログ「FEZ LOG」より引用)

ABOUT 角田 知香

角田 知香

イギリス・キングストン大学院にて音楽学の分野で修士号を取得。学校・自治体文化講座等にてアート講座講師として活動後、2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。