神戸新聞社がデジタル広告強化に向けて「Unified ID 2.0」に対応
グローバルアドテクノロジー企業であるThe Trade Deskは、神戸新聞社がオープンインターネット向け次世代IDソリューション「Unified ID 2.0(UID2)」に対応したことを発表した。
(Sponsored by The Trade Desk)
これにより、神戸新聞社が運営する神戸新聞NEXTにおいて、消費者のプライバシーに配慮しつつ、関連性の高い広告体験が提供可能になる。また広告主はデジタル広告の取引においてより精度の高いターゲティングと効果測定が利用可能になる。
昨今の消費者のプライバシーの重視などの動きに伴い、これまで通り正確なターゲティングと効果測定を継続して行いつつ、消費者のプライバシーを配慮した代替IDソリューションが必要になっている。The Trade Deskが開発を進めた「UID2」は、消費者がますます多くの時間を費やしているすべてのオープンインターネット上のチャネルやデバイスで、広告主が正確なマーケティングや効果測定を実現できるようにすることで、このニーズに対応する。これには、コネクテッドTV、ブラウザ、モバイル、オーディオ、アプリなどが含まれる。
消費者視点に立って設計された「UID2」は、広告主やパブリッシャーが保有する消費者のメールアドレスや電話番号をハッシュ化、ソルト化、さらに暗号化し、消費者自身がオプトイン・オプトアウトについて選択し、コントロールできる状態を維持することで、プライバシーに配慮した形で、関連性の高いデジタル広告体験を消費者に届けることが可能である。
神戸新聞社のデジタル推進局データ戦略部長の初瀬川文範氏は、「消費者の皆様に信頼されるコンテンツを届けつつ、効果的に収益化することはパブリッシャーにとって大変重要な課題です。このたびUID2を採用することで読者の皆様に関連性の高い広告の交換価値を説明し、質にこだわったコンテンツを提供することで、オープンインターネットの基盤となるジャーナリズムを担保しつつ、広告主にはより精度の高いターゲティングと効果計測を提供できることを嬉しく思います」と述べている。
The Trade Desk 日本担当ゼネラルマネージャー 馬嶋慶氏は、「プライバシー保護に対する懸念が高まる中、デジタル広告業界における代替ソリューションとしてUID 2への取り組みを指示する動きがグローバルで高まっています。国内外の主要広告主、パブリッシャー、データプロバイダはすでにUID2をインテグレーションしています。その中で、The Trade Deskはパイオニアである神戸新聞社様がUID2に対応し、日本のオープンインターネットの発展を推進することを大変嬉しく思います」と述べている。
【本件に関するお問い合わせ】
The Trade Desk Japan K.K. 担当: 本宮
E-mail: michiyo.hongu@thetradedesk.com
The Trade Desk 広報担当(Story Design house:新井、小林)
E-mail: pr@storydesign-h.com
ABOUT 長野 雅俊
ExchangeWireJAPAN 副編集長
ウェストミンスター大学大学院ジャーナリズム学科修士課程修了。 ロンドンを拠点とする在欧邦人向けメディアの編集長を経て、2016年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 日本や東南アジアを中心としたデジタル広告市場の調査などを担当している。