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Prism PartnerがNTTドコモの1st Partyデータを活用した外部メディアへのターゲティング広告配信手法を開発

株式会社Prism Partnerは、株式会社NTTドコモが提供する1st Partyデータ*を活用することで、ドコモオウンドメディアだけでなくドコモ外メディアへのターゲティング広告配信が可能となる手法を開発した。

 

これにより2024年に廃止される見込みである3rd Party Cookieに依存することなく、ターゲティング配信や効果計測が実現できる。

 

近年、プライバシーや個人情報保護の観点から、3rd Party Cookieを規制する動きが強まっている。3rd Party Cookieは既に法改正やブラウザの自主規制により活用できない場合や、今後の規制内容によっては廃止される可能性もある。そのため、3rd Party Cookieでのドメインを横断したトラッキングができなくなり、オウンドメディア以外でのターゲティング広告配信や計測が難しくなるであろうことが市場全体の課題となっている。

 

このような背景のもと、Prism Partnerでは、ドコモが保有する1st Party データを活用することで3rd Party Cookieを用いずにターゲティング広告・効果計測提供が可能となる。

 

このソリューションでは、Prism Partner DSPを介し、ドコモオウンド広告面だけでなく、ドコモ外の主要広告メディアへもターゲティング広告配信・効果計測が可能となっている。(Safariブラウザにおいても可能)

 

※1st Partyデータは、docomo connecting path™を使用。docomo connecting path™とは、利用客からの事前同意のもと、利用客が契約したドコモの通信回線で各種サイトやアプリを利用した際にドコモが発行するIPアドレス等を用いて、ユーザー識別を可能にする、お客さまのプライバシーに配慮した広告専用ID発行ソリューション。

ABOUT 長野 雅俊

長野 雅俊

ExchangeWireJAPAN 副編集長

ウェストミンスター大学大学院ジャーナリズム学科修士課程修了。 ロンドンを拠点とする在欧邦人向けメディアの編集長を経て、2016年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 日本や東南アジアを中心としたデジタル広告市場の調査などを担当している。