ストアギーク、リテールメディアサービス「ストアギークサイネージ」を大手ドラッグストアに導入[ニュース]
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on 2024年3月01日 in
リテールメディア事業等を展開する株式会社フェズと株式会社フリークアウト・ホールディングスの合弁会社である株式会社ストアギークは、リテールメディアサービス「ストアギークサイネージ」が、ツルハホールディングス、ウエルシアホールディングス、キリン堂、新生堂薬局が運営する店舗に導入されたことを発表した。
これにより、メーカーは、小売企業の垣根を越えた横断的なリテールメディアネットワークを活かし、導入店舗内の定番棚前で訴求力の高い新たなコミュニケーション施策の実施が可能になる。
原材料価格の高騰や消費行動の変化などから、費用対効果の高いマーケティング・プロモーション活動が求められる中、「リテールメディア」への期待が高まっている。その中でも店舗内に設置するデジタルサイネージは、消費者が自分に合った商品に出会い、購入機会を効果的に創出できるメディアとして注目されている。
一方で、既存のインストアサイネージは、商品棚の陳列スペースを狭めたり、視認性の低さなど導入に様々な課題があった。加えて、商品棚前に合ったコミュニケーションが実施できないこと、効果検証が出来ないこと等から、メーカーマーケターによる広告活用も進んでいない。
こうした背景から、ストアギークでは、フリークアウトとフェズが持つノウハウを活かした新たなリテールメディアサービス、 『ストアギークサイネージ』を独自開発し、2023年10月より提供を開始している。今回、ツルハグループ・ウエルシア薬局・キリン堂・新生堂薬局が運営している全国のドラッグストア11流通での導入が決定し、順次設置の上で広告配信を開始している。対象となるカテゴリの第一弾は、PoCを通して本サービスの活用との親和性の高かったオーラルケアカテゴリとなる。
ABOUT 渡辺 龍
ExchangeWireJAPAN 編集担当
立教大学社会学部現代文化学科卒業。大学卒業後は物流企業にて海外拠点と連携し、顧客の輸出入サポート業務全般に従事。
その後、2021年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。デジタル広告市場調査などを担当している。