Teads、CTOにDamien Islam-Frenoy(ダミアン・イスラム=フレンワ)氏が就任
Teadsはグローバル役員人事を発表、1月22日付で、CTO(最高テクノロジー責任者)に、 Damien Islam-Frenoy(ダミアン・イスラム=フレンワ)氏が就任したことを公表した。
ダミアン氏は、CTV、データ、クリエイティブの最適化、パフォーマンス等、Teadsのソリューション全般における技術開発とオペレーションを統括する。
同氏は直近では、Amazonのグローバル・プロダクト・マネジメント&ソフトウェア・エンジニアリング・ディレクターとして、同社の全パッケージのフローに不可欠なソフトウェア開発者として200名以上の組織を率い、ソフトウェアエンジニアリング、DevOps、製品管理、データサイエンス部門を統括。
AIや次世代ハードウェアを活用したリッチなユーザーエクスペリエンスだけでなく、バックエンドシステム、予測・最適化モデルの構築と運用部門を歴任し同社の発展に貢献した。また、マイクロソフトでは10年以上もの間、製品、テクノロジー、エンタープライズ・セールスの職務に携わり数多くの事業に貢献、組織の拡大に尽力した。
この発表について、Teads 共同最高経営責任者(Co-CEO) ジェレミー・アルディティ氏は、
「ダミアンは、大規模なエンジニアリングの専門知識と、製品管理のビジョンおよび納入実績をユニークに持ち合わせたバックグラウンドを持っています。来年、広告主やパブリッシャー向けにCTVインベントリーの拡大や次世代フルファネル提供に強力に注力する中で、彼の豊富な経験と、ソフトウェアとハードウェア双方でのイノベーションを推進した実績をTeadsで発揮してもらえることをうれしく思います。」
と述べている。
また、ダミアン氏は就任にあたり、
「私は、業界で最も困難とされている問題を大規模に解決するためにTeadsが実施している戦略的なアプローチに感銘を受けており、私の新しい役割で長期的な技術革新を推進することに興奮しています。私が得意領域とするデータとサイエンスを、当社の広範な顧客ベースとロードマップ全体のパフォーマンスを最適化するために応用し、ソフトウェア、ハードウェア、AIの間の思考リーダーシップなどの得意分野として活用したいと考えています。さらに、私はTeadsのパフォーマンスの高い文化に活力をもらっています。今後数年間、この熟練した才能あるエンジニアリング・チームをさらに育成し、成長させることを楽しみにしています。」
とコメントしている。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。