アドテク業界のシークレットイベント『アドネットワークの会』、2024年は2/6(火)の開催でお申し込みは1/9(火)まで
※写真を見る限りシークレットには感じられないが、参加するにはアドネットワークの会からの招待を受けることが必要。お問い合わせは、お近くの関係者へ
アドテク業界の関係者が集うアドネットワークの会が、今年は2月6日(火)の19時に開催される。昨年は1月12日(木)の開催であったが、今年はおよそ1か月遅れで設定された。
場所は、前回渋谷の宮益坂にある居酒屋であったが、今回は今のところは未定。主催者によると、1月9日(火)に締切ったのち、申込人数の状況により決定するとのこと。恐らくは恵比寿か渋谷であろう。
こちらの会は、どうやら参加条件が設定されているようである。お申し込みは、お近くのアドネットワーク業界関係者まで、お声がけいただくとよいとのことだ。
アドネットワークの会の開設は2012年。設立者の谷脇 良也氏は、
『10年目でついに参加者が100人を超えました。一時期は参加者4人なんてこともあったので感慨深いです。アドネットワークの会は、マジメに情報交換するのもよし、ライバルの動向探るもよし、転職先を見つけるもよし、キズを舐め合うのもよし、ただただ飲むのもよし、出会いを求めるのもよし。次回開催の時はもっと多くの方に参加いただき、アドネットワーク業界を裏で支える存在になりたいです』と、昨年コメントしていた。
また、同 池田 寛氏は、
『2012年11月に当時はパブリッシャーのマネタイズ担当だった谷脇氏が出入り業者を集め、「アドネットワークに関係する方々の会です。ご縁を大事にしてます。」という号令のもと発足させたこの会、気付けば丸10年。その言葉通り、参加者それぞれにご縁が生じて、競合が同僚になったり、人生の友を見つけたり、と趣旨を体現できていています。あと50年は続けようと思っています。』と、昨年コメントしていた。
・・・・さすがに50年続けるのはどうだろうかと少し思ったが、それはまあいいだろう。
2024年は完全なるクッキーレスの時代を迎えることとなり、アドネットワークを運営する事業者や、これと連携してビジネスを行う媒体社にとっては、正念場となる。協業者、同業者の枠を超えてフラットに情報交換をしたり、ここでの出会いや意気投合をきっかけにビジネスで連携を図ることは、これを迎え撃つための基本的な第一歩ともいえよう。
海外においても、業界の大きなトレンドやディールが決まるきっかけの一つが、イベントのネットワーキングパーティーの場であるということは、しばしばあると聞く。これを日本で例えると、要は、居酒屋での飲み会で決まるということだ。・・・少し言い過ぎかもしれないが、可能性はあるはずだ。
さりとて、 ビールやハイボールを片手に業界の仲間と仕事の話を抜きにして、屈託なく語り合う夜もいいものだ。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。