×

インターネット広告事業、四半期売上は1,054億円で前年比9.1%増-サイバーエージェント23年9月期第3四半期決算[ニュース]

サイバーエージェントは2023年9月期第3四半期の決算結果を公表した。

 

今四半期の同社グループ全体売上は、1,717億円で前年比0.2%減。営業利益は14億円で前年比86.2%減となった。

主力事業をみると、メディア事業は、ABEMA関連売上高が順調に推移し、売上は333億円で前年比13.1%増。営業損益は-15億円。ゲーム事業は、周年イベント等で伸びた2Qからの反動が大きく減収減益、売上は337億円で前年比27.0%減。営業損益は-1億円となった。

 

出典:サイバーエージェントIR資料

 

インターネット広告事業は、先行投資を継続しつつも、過去最高の売上高を更新し、売上は1,054億円。前年比は、非連結となったマイクロアド売分を控除して比較すると9.1%増と好調に推移した。AI・DX分野への投資を継続、4月には166名の新卒を配属し、営業利益は38億円で、前年比37.4%減となった。

現在、インターネット広告事業では、生成AI における日本語大規模言語モデル(LLM)を早期に一般公開事業への活用も開始している。

 

ABOUT 柏 海

柏 海

ExchangeWireJAPAN 編集担当

日本大学芸術学部文芸学科卒業。
在学中からジャーナリズムを学び、大学卒業後は新聞社、法律・情報セキュリティ関係の出版社を経験し、2018年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。デジタル広告調査などを担当する。