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Outbrain、産経ニュースと「Keystone」導入に関する契約を締結[ニュース]

オープンウェブ上でのレコメンデーションプラットフォームの世界的リーディングカンパニーであるOutbrain は、2023年6月29日、産経グループが運営する産経ニュースと、同社が昨年9月に発表した総合的なビジネス最適化テクノロジー「Keystone by Outbrain™」の導入に関して、2年間の契約を締結し、運用を開始したことを発表した。

 

 

 

(Sponsored by Outbrain)

 

Keystoneは、Outbrain独自の入札及び最適化AIテクノロジーを用いて、サブスクリプションやeコマース、また各パブリッシャーが設定する独自のビジネス目標など、パブリッシャーのサイト上に設置されるあらゆる収益を生み出す枠の統合的な管理を可能にし、よりカスタマイズされたユーザー体験を生み出すことで、従来の広告収益拡大にとどまらない、パブリッシャー収益の最大化を図るビジネス最適化ソリューションとなっている。

 

産経ニュースは全国紙「産経新聞」のオンライン版で、読者を惹きつけるコンテンツ「産経プレミアム」やコンテンツを深く読み込む仕掛けを取り入れることで、ロイヤリティの高い読者を多く保有しているニュースサイト。これまで複数年に渡りOutbrainのレコメンデーションウィジェットを独占契約にて活用し、Outbrainの要でもあるプレミアムパブリッシャーネットワークに欠かせない役割を担っている。

 

この度のKeystone 導入により、これまではマニュアルで運用管理されていた、産経新聞社内各部門で取り扱っているイベントや自社関連商材・サービスへの集客及び収益化と、そこから派生するさらなるユーザーの回遊性向上を目的としている。これまでの煩雑で担当者の経験に頼る部分も多かったマニュアルでの自社コンテンツ掲載枠の運用作業が、ひとつの管理画面で完結でき効率化を図ることができること、また今後、導入範囲を拡大していくことで、これまで手間のかかっていた各部門毎の進捗なども簡単に見える化できる点が評価され、導入の運びとなった。

 

この度の導入に際し、株式会社産経デジタル 代表取締役社長 土井達士氏は、以下のように述べている。「デジタルメディアビジネスは、世界的に進むプライバシー保護を考えながら収益源の多様化を実現する段階に入っています。そのためには、ユーザー体験を損ねることなく、収益の機会を発掘し、最大化することがより重要となると考えております。この条件に合致しつつ、コンバージョンレベルでのディープラーニングが可能なKEYSTONEを導入しました。更に飛躍できることを楽しみにしています」。

 

また、OutbrainにてKeystone担当としてシニアヴァイスプレジデント&ジェネラルマネージャーを務めるAmit Elishaは下記の通り、喜びと大きな期待の言葉を述べている。「産経様は常にイノベーションの最前線に立っておられ、収益の多様化、UXの最適化、パーソナライゼーションへの取り組み強化のために、Keystoneをお選びいただいたことを心から嬉しく思います。私たちは、業界でも最も優秀な方々と共に仕事をする機会を頂けることに感謝しています。この度の導入に向けて産経チームのみなさまと緊密に連携し、直接お話をさせていただく機会もいただき、ユーザー体験と収益最大化をバランスよく可能にするKeystoneの導入支援をさせていただきました。産経様はOutbrainにとって重要なパートナーであり、今回の提携でさらに関係を深めることができたと考えております。改めまして、産経チームと共に仕事ができることに感謝するとともに、今後の産経様のビジネス成長に貢献できるよう、チーム一同邁進して参ります」。

ABOUT 長野 雅俊

長野 雅俊

ExchangeWireJAPAN 副編集長

ウェストミンスター大学大学院ジャーナリズム学科修士課程修了。 ロンドンを拠点とする在欧邦人向けメディアの編集長を経て、2016年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 日本や東南アジアを中心としたデジタル広告市場の調査などを担当している。