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Unruly、TCL FFALCONと提携し、プレミアムTVの在庫アクセスをグローバルに拡大[ニュース]

CTV(※1)と動画に特化したオムニチャネル広告プラットフォームの先進企業で、Tremor InternationalのエンドツーエンドプラットフォームのSSP(※2)であるUnrulyは、世界的にも先進的なインターネットとAI×IoTサービス、TCL FFALCON(以下、TCL)と提携する事を発表した。

(Sponsored by Unruly)

 

 

TCL FFALCONとUnrulyのパートナーシップにより、TCL ChannelのプレミアムCTV/OTT(※3)商品(人気のエンターテイメント、オンデマンド映画、ライブチャンネルなど)におけるTCL FFALCONのOTTインストリーム在庫を提供できるようになった。

 

Amobee のパートナーシップ&ビジネス開発担当副社長のアダム・ハント(Adam Hunt)氏は、「CTVは、アジア太平洋地域に不可欠な要素となっています。放送動画オンデマンド(BVOD)やFASTチャンネルの急速な普及により、広告主は断片的に視聴者に接触する機会を増やしています。Amobee | UnrulyがTCL FFALCONと提携することで、このギャップを埋めることができます。広告主はこの成長傾向を利用し、確実にターゲットを絞った、影響力のあるキャンペーンを提供することができ、それが視聴者の共感を呼ぶ、という貴重な機会となるのです。それは、最終的によりよいビジネス成果を上げることにつながります。」とコメントしている。

 

また、Tremor Internationalの最高戦略責任者であるケネス・スー(Kenneth Suh)氏は、「視聴者の視聴習慣が多様化することで、ある意味、ますますリーチが難しくなる中、TCL FFALCONと提携し、広告主がこれらの大規模な視聴者を取り込むことを支援できることを嬉しく思います。UnrulyとAmobeeを含む当社の総合的な技術力は、すでにクライアントのリーチ、頻度、視聴者拡大の目標を上回る成功を収めていることが証明されています。このパートナーシップは、家庭で最も大きなスクリーンで、高度なターゲティングと影響力のあるクリエイティブを提供する我々の能力をさらに強化していきます。」と述べている。

 

TCL FFALCONの海外事業部リーダーであるレベッカ・ワン(Rebecca Wan)氏は、「TCL FFALCONは、お客様に革新的なテレビソリューションを提供することに尽力しており、このパートナーシップはまさにそれを提供するために構築されました。Amobeeの技術とサービスとUnrulyが一緒になることで、視聴者によりパーソナライズされたテレビ体験を提供することができます。また、大手ブランドや広告主も新しくてより強力な機会を創出することができるようになりました。これによりブランド、広告主、視聴者の三者は最適な体験が可能となります。」と述べている。

 

※1:CTV ・・・ コネクテッドTVの略。インターネット回線に接続されたテレビ端末を指す。

※2:SSP ・・・ サプライヤーサイドプラットフォームの略。インターネット広告において、媒体の効果の最大化を目指すプラットフォームを指す。

※3:OTT ・・・ オーバー・ザ・トップの略。インターネット回線を通じて、コンテンツ配信するストリーミング サービスを指す。

ABOUT 長野 雅俊

長野 雅俊

ExchangeWireJAPAN 副編集長

ウェストミンスター大学大学院ジャーナリズム学科修士課程修了。 ロンドンを拠点とする在欧邦人向けメディアの編集長を経て、2016年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 日本や東南アジアを中心としたデジタル広告市場の調査などを担当している。