UNICORN、Index Exchangeとプログラマティック取引での連携を開始[ニュース]
※恵比寿の十兵衛で初の対談を終えて。左:香川晴代氏、右:山田 翔氏
アドウェイズの子会社であるUNICORNは、世界最大級の独立系広告エクスチェンジ企業であるIndex Exchangeとモバイル向け広告配信を強化するためプログラマティック取引での連携を開始した。
今回の連携により、UNICORNを利用する広告主は、Index Exchangeを導入しているパブリッシャーの広告枠をプログラマティック取引で買付けることが可能となる。UNICORNとIndex Exchangeは、この取り組みを通して、広告主のブランドの認知やユーザー獲得、より高い広告の費用対効果を実現していく。
Index Exchangeのエクスチェンジプラットフォームは、あらゆるチャネルとフォーマットにおけるトランザクションレベルのレポート、業界をリードする保護ベンダーとのパートナーシップによる、業界トップの透明性、およびセキュリティ機能を特長としている。
また、機械学習を用いて、毎日DSPに送信される数百億の入札リクエストの最適化とキュレーションという業界最大の技術的課題への取り組みを加速している。
今回の提携に関して、両社の代表はそれぞれ以下のようにコメントしている。
Index Exchange 日本担当マネジングディレクター香川晴代氏
「UNICORNが推進するSPO施策をサポートする役割として、この度新たなSSPパートナーとして当社を選んでいただいたことを光栄に存じます。当社の最大の強みは、グローバル展開を通じて、世界中で発生した様々な課題に対するソリューションやノウハウを集積できている点ですが、これらがUNICORNのビジネス拡大と成功に役立つようパートナーシップを深めていきたく考えています。」
UNICORN株式会社 代表取締役社長 山田 翔氏
「UNICORNは、ユーザーとの接点となる広告表示の機会を最大化すべく、国内外問わず多くのSSPと接続いただいております。
この度、グローバルでトラフィックの透明性を高め、価値向上に尽力されているIndex Exchangeとパートナーシップを結べることとなり非常に嬉しく思います。
広告業界として、まだまだ課題の多い状況ではありますが、今回のパートナーシップを通じ、我々2社だけでなく、広告業界全体で課題解決を推進していけるよう尽力してまいります。」
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。