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インターネット広告事業、四半期売上は1,000億まであと30億-サイバーエージェント22年9月期第2四半期決算[ニュース]

サイバーエージェントは4月27日、2022年9月期第2四半期の決算発表を行った。

今四半期の全体売上は、1,911億円で前年比16.9%増。営業利益は257億円で前年比0.6%減となった。

 

 

メディア事業は、ABEMAとその周辺事業が大幅増収により損益改善された。売上は273億円で前年比37.9%増。営業損失は19億円。ゲーム事業は、周年記念効果により、QonQで増収増益、売上は690億円で前年比7.9%増、前四半期比で18.3%増。営業利益は213億円で、前年比7.9%減、前四半期比で24.9%増となった。

 

同社全売上の過半数を占めるインターネット広告事業は、広告効果を追求し、売上高・営業利益ともに過去最高を更新、売上は1,000億円を目前とする970億円で、前年比は20.3%増。

営業利益は74億円で、前年比3.3%増となった。

 

先日の提携発表で大きな話題となったANAグループとの提携をはじめ、小売流通企業等の広告事業を創出する「協業DX」を強化しており、またAIやクリエイティブ領域での積極的な投資も継続している。

 

出典:サイバーエージェントIR資料

 

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長  

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。