AppsFlyer、日本のカントリーマネージャーに 杉原眼太氏が就任[ニュース]
モバイル広告効果計測プラットフォームとマーケティングアナリティクスを提供する AppsFlyer Japan 株式会社は、カントリーマネージャーに杉原眼太氏が就任したことを発表した。
杉原氏はこれまで約 30 年間、情報通信・インターネットやデジタル広告などの業界で、各時代の変革の中心分野の企業や事業に携わってきた。直近では、カカクコム社にて経営戦略本部で執行役員本部長を務め、それ以前は Google 社にて日本および韓国のパートナー事業開発の本部長、ナップスタージャパン社にてビジネス開発部の部長などを歴任。企業の規模や国籍を問わず、多様な環境で実績を積み重ねてきた。
就任に際し、杉原氏は次のようにコメントしている。「ポストコロナによる生活スタイルの変化、クッキーレスなどデータ活用の整備などデジタル広告を取り巻く環境が大きな転換点を迎える中、AppsFlyer は日本だけでなく世界的にも大きく成長しています。こうしたタイミングに AppsFlyer に加わることができ、日本における AppsFlyer の事業拡大に取り組むことができることを大変光栄に思います。国内外の AppsFlyer のチームメンバーやパートナーと協力して、AppsFlyer のお客様が優れた顧客体験の提供とプライバシー保護の向上を両立させ、有意義な顧客関係を維持・構築できるよう支援していきます。」
また、AppsFlyer で APAC プレジデント兼マネージングディレクターを務めるローネン・メンス氏は次のように述べている。「日本のアプリのエコシステムは世界最大級で、他国とは異なりアプリ事業者にとっては高い支出が要求される市場です。杉原はこれまで、優良なハイテク企業が北アジアで事業を拡大するのを支援して大きな成功を収めてきており、こうした実績が数ヶ月にも及ぶ AppsFlyer の厳しい採用選考の決め手となりました。デジタル広告業界が大きなプライバシーの転換点を迎えている今、彼こそが AppsFlyer のポテンシャルを引き出すのにふさわしいリーダーであると考えています。彼の経験と、成功に不可欠な組織体制や事業開発戦略などに関する知識を、AppsFlyer に提供してくれることを嬉しく思っています。」
ABOUT 長野 雅俊
ExchangeWireJAPAN 副編集長
ウェストミンスター大学大学院ジャーナリズム学科修士課程修了。 ロンドンを拠点とする在欧邦人向けメディアの編集長を経て、2016年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 日本や東南アジアを中心としたデジタル広告市場の調査などを担当している。