ハースト婦人画報社、7媒体の記事中動画を全面Teadsへ[ニュース]
株式会社ハースト婦人画報社とTeads Japan株式会社は、アウトストリーム広告領域における戦略的パートナーシップ契約を更新した。
契約更新により、ハースト婦人画報社の7つのデジタルメディアである「COSMOPOLITAN(コスモポリタン)」、「Women’s Health (ウィメンズヘルス)」、「ELLE Digital (エル デジタル)」、「ELLE GIRL (エル・ガール)」、「25ans Digital (ヴァンサンカン デジタル)」、「Harper’s BAZAAR (ハーパーズ バザー)」、「Esquire (エスクァイア)」の編集記事内の動画広告枠においては、TeadsがinRead広告フォーマットを独占配信することとなった。
ハースト婦人画報社とTeadsのパートナーシップは2015年にスタートし、2018年より包括的 戦略的パートナーシップを継続している。
2020年には、同社が新設した、動画広告における映像クリエイティブの企画から制作、配信までをワンストップで提供するソリューション「Hearst Premium PMP」および「Hearst Extension」にて技術連携を行っている。
このソリューションでは、クリエイティブ制作ツール「Teads Studio」への接続だけではなく、Teadsオーディエンスデータを活用し、AI (Predictive AI・予測機能AI)による高精度なターゲティングに基づいた広告クリエイティブの配信を行っている。
本発表にあたり、ハースト婦人画報社 デジタルビジネス部ジェネラルマネージャー宮本侑子氏は次のように述べている。
「当社は、全社一丸となって兼ねてから推進していたデジタルトランスフォーメーションの成果もあり、コロナ禍においてもデジタル広告領域を中心に成長を重ねることができました。今回のTeads Japan社との取り組みを通じ、Cookieless時代にも優位性のある媒体として価値を高めていければと考えております。最新の技術を用い、表現豊かでインタラクティブな動画広告をTeads Japan社と協力して提供してまいります。」
Teads Japan株式会社 マネージングディレクターの今村 幸彦氏は、次のように述べている。
「コロナの終焉が見えない中、消費者におけるオンラインコンテンツの需要は堅調に伸びていると考えております。この状況下に洗練された情報を提供され続けているハースト婦人画報社様の名だたるメディアと包括的なパートナーシップを組ませていただけたことは光栄の至りです。Teadsとしましてはポストクッキーレスの時代を踏まえたパブリッシャー様の付加価値創造に今まで以上に連携を深めて参りたいと思います。」
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。