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DoubleVerify、Yahoo! JAPANの広告サービス「Yahoo! 広告」でのビューアビリティ計測連携開始[ニュース]

デジタルメディア測定、データおよび分析向けソフトウェアプラットフォーム企業のDoubleVerify(DV)は、2021年10月より、ヤフー株式会社と「Yahoo!広告」におけるビューアビリティ計測の連携を開始した。これまでの広告品質測定であるアドフラウド、ブランドセーフティなどのアドベリフィケーションに関する計測に、ビューアビリティ計測が加わることで、総合的な広告効果測定が可能となる。

 

今回の提携により、DVのビューアビリティ計測が適用されることで、広告主は、DVオーセンティック・アド(TM)を活用し、デジタル広告キャンペーンをより効率的かつ効果的に実施することが可能となる。DVオーセンティック・アド(TM)とは、広告が、ブランドセーフな環境で、意図した地域で、実際の人間によって見られたかどうかを測定する独自の指標。また、今回のビューアビリティ計測連携により、DVは正式に「Yahoo!広告」において、効果測定パートナー(アドベリフィケーション測定)に認定された。

 

今回の計測連携に関して、ヤフー株式会社MS統括本部 テクノロジーサービス本部 鈴木航氏は次の通り述べている。「Yahoo! JAPANではインターネット広告における透明性の向上、マーケット全体の健全化は広告サービスを提供する企業の責務だと考えております。2019年に広告品質ダイヤモンドを発表し、マーケット全体の健全化に向けた取り組みを進めてきました。新たにDoubleVerifyのビューアビリティ計測ソリューションを受け入れる本取り組みにより、広告品質測定においてアドフラウド、ブランドセーフティなどのアドベリフィケーションに関する計測に加えビューアブル計測を行う事が可能になり、広告主様にとっての透明性の向上、ひいてはデジタル広告のマーケット全体の健全化、発展に寄与できると考えております」。

 

また、DoubleVerify Japan株式会社の日本代表・カントリーディレクター 武田隆は次の通り述べている。「私たちは、今回ヤフー株式会社様とのビューアビリティ計測連携を開始および正式なアドベリフィケーションにおけるパートナー認定を大変嬉しく思います。両社のサービスを通じて、キャンペーンの品質と効果を高め、デジタル広告の投資効果を最大化し、広告主様およびデジタル業界に貢献できればと思います」。

 

今回のDVとの計測連携により、広告主はYahoo! JAPANの広告サービス「Yahoo!広告ディスプレイ広告」における「ビューアビリティ」、「アドフラウド」、「ブランドセーフティ」、「ジオターゲティング」といったアドベリフィケーションに関する指標を計測可能となる。広告の品質をより正確に評価できる環境を整えることで、DVは、広告主様のマーケティング活動をより強力に支援していく。

ABOUT 長野 雅俊

長野 雅俊

ExchangeWireJAPAN 副編集長

ウェストミンスター大学大学院ジャーナリズム学科修士課程修了。 ロンドンを拠点とする在欧邦人向けメディアの編集長を経て、2016年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 日本や東南アジアを中心としたデジタル広告市場の調査などを担当している。