楽天スクリーム、AIによる行動パターン分析技術を用いた運用型広告を提供開始[ニュース]
楽天スクリーム株式会社は、AIによる行動パターン分析技術を用いた運用型の新広告プロダクト「RMP - SQREEM Ads」の提供を開始した。
楽天スクリームは、2020年2月に楽天とSQREEM Technologies が設立した、AIによる行動パターン分析を軸としたデジタルマーケティングソリューションを開発・提供する会社である。「RMP - SQREEM Ads」では、楽天会員に基づく消費行動分析データとオンライン上のオープンデータをAIによって分析。これにより、ユーザーの趣向と関連する行動パターンを導き出し、配信セグメントを生成して広告を運用することで、コンバージョン率(転換率)などの広告効果の向上に貢献するという。
出典:同社プレスリリース
楽天スクリームは、オンライン上のオープンデータを活用する運用型広告プロダクトを提供しており、日本国内で多くの広告主企業に利用されているが、より効果的な広告運用を目指して開発した「RMP - SQREEM Ads」では、活用するデータに楽天会員に基づく消費行動分析データが加わることで、AIによる行動パターン分析の幅が広がり、より精度の高いユーザー・インサイト(興味・関心)の分析を通じた広告効果の最大化が見込めるとのことだ。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。