オプト、ポストCookie時代における統合データ活用プラットフォーム「ONE's Data」を6月下旬に提供開始[ニュース]
アドテク業界でクッキーレス対応が進む中、エージェンシーサイドでも対応が進んでいる。
デジタルホールディングスのオプトは、今年6月下旬にポストCookie時代における統合データ活用プラットフォーム「ONE's Data(ワンズデータ)」)の提供を開始した。
「ONE's Data」は、ウェブ、アプリ、基幹システムなど、企業やプラットフォーマーが保持する各ツールに点在した情報データを独自で開発したタグや各社計測パートナーと連携して統合するデータ活用プラットフォーム。
プライバシー保護を考慮したデータ活用が可能となる、サーバーサイドAPIの実装を強化している。また、多くの情報データを保持するために急務となっている、Facebook社が提供するサーバーサイドAPIである、コンバージョンAPIへの対応においては、国内トップレベルの導入数を実現しているとのこと。
「ONE's Data」を導入することにより、企業はポストCookie時代に向けたCookieレス対応を、素早く、簡単に、低価格で行うことが可能となる。
オプトは、ポストCookie時代に向け、企業に適切なマーケティング支援をすべく、Cookieレスに向けた専門組織を発足しており、「ONE's Data」導入に向け、企業・プラットフォーマーごと異なるニーズにも、柔軟に対応をすることが可能であるとのことだ。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。