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先週のアドテクシーン:CyberBull、リテールメディア開発室を設立

日本国内、アドテクシーン画像



広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

【トップニュース】

CyberBull、リテールメディア開発室を設立

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サイバーエージェントの連結子会社で動画広告を軸に企業のマーケティング支援を行うCyberBullは、スーパーやコンビニエンスストアなどの小売店の販促活動を支援する専門組織「リテールメディア開発室」を新たに設立した。
同組織を通じて、IoTやAI技術を活用したプロダクト開発や店頭サイネージによる販促支援を行うことで、店舗のデジタル化推進及び顧客の新しい買い物体験の創出を目指す。

【アンケートご協力お願い】

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ExchangeWire JAPANを運営するデジタルインファクトでは、広告業界の皆様を対象にした各種アンケート調査を実施しております。

1.ブランディング活動における媒体選定の現状と今後に関するアンケート調査

ご回答はこちらから

■調査対象となる方:広告主ならびに広告会社(広告代理店、トレーディングデスク、メディアレップ)のお立場で、企業のブランディング活動を目的とする広告媒体の選定と出稿業務に携わる方。

■回答所要時間:3分-5分程度

■ご回答いただいた方には:先着で200名様(広告主100名、広告会社100名)に、Amazonギフトコード1000円分を贈呈させていただきます。

2.インターネット広告市場の見通しに関するアンケート調査 2018Q4

ご回答はこちらから

■調査対象となる方:インターネット広告ビジネスに関わっている、広告主、広告会社(代理店・メディアレップ・トレーディングデスク)・アドテクベンダー・媒体社に所属されている方。

■回答所要時間:3分-5分程度

■ご回答いただいた方には:後日調査結果レポート(PDF版)をお送りさせていただきます。

【新サービス・新機能】

ヤフー、動的ディスプレイ広告の提供を開始

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ヤフーは、プロモーション広告「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」の新メニューとして、ウェブサイト上の行動履歴をもとに各ユーザーの好みや興味関心に合わせた広告クリエイティブを自動で生成し、タイムリーに配信することで高い広告効果を実現するレコメンド広告「動的ディスプレイ広告(Dynamic Ads for Display)」の提供を開始した。

「動的ディスプレイ広告」の配信面は、Yahoo! JAPANのパソコン版およびスマートフォン版(アプリ・ブラウザー)のトップページのほか、各サービスページ(Yahoo!ニュース、Yahoo!天気・災害、Yahoo!路線情報など)や、提携パートナーサイト(外部ニュースサイトやエンタメ情報サイトなど)です。Yahoo! JAPANの主要な配信面を網羅しており、多くのユーザーへのリーチが可能となる。
図1

出典:同社プレスリリース

CCIと講談社、TikTokを活用した共同開発広告商品を販売開始

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CCIと講談社は、雑誌ViViのショートムービーアプリTikTokの公式アカウントを開設し、ファッションやコスメ情報を中心に動画コンテンツを拡充。TikTokの#チャレンジとViViのコンテンツ制作を組み合わせた広告商品を開発し、販売開始した。
図2

出典:同社プレスリリース

シナラ、データ拡張により携帯キャリアを横断した広告配信が可能に

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シナラシステムズジャパン(以下 シナラ)が提供する広告配信サービスにおいて、ビッドリクエストに含まれる位置情報データなどの拡張に伴い、端末あたりの利用可能位置情報量も増大させ、携帯キャリアを横断した広告配信が可能となった。
同社広告配信サービス「Real People™」におけるリアルタイムロケーションターゲティングの在庫量が増加し、ソフトバンクユーザー以外の他携帯キャリアのユーザーに対しても広告を配信することが可能となった。

【サービス連携・業務提携】

産経デジタル、Taboolaとの戦略的パートナーシップを拡大

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Taboolaは産経デジタルと2年の戦略的パートナーシップを結ぶことを発表した。

産経デジタルは、Taboolaとの既存のパートナーシップに加えてTaboolaフィードとTaboola Newsroomを導入することで、収益とユーザーエンゲージメントの向上を狙う。

ソネット・メディア・ネットワークス、Kaizen Platformと動画広告「Logicad Video Ads」において協業を開始

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ソネット・メディア・ネットワークス(SMN)は、「Logicad Video Ads」において、Kaizen Platformと協業し、AIを活用した高精度なターゲティング、セグメント作成から、分析データをもとにした最適な動画広告クリエイティブの制作まで一気通貫で行うメニューの提供を開始した。
対象商品に沿ったセグメントの作成を、SMNが担当。動画広告クリエイティブについては、Kaizen Platformが提供する動画広告のパフォーマンス改善を行う「Kaizen Ad」と連携し、目的やターゲット、配信するプラットフォームに合わせて、最適な動画広告クリエイティブを低コスト・短納期で制作する。

DAC、米ワシントン・ポスト社の「Arc Publishing」独占パートナーとして 日本市場参入を支援

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DACは、米国の大手新聞社ワシントン・ポスト(WP社)の独占パートナーとして、媒体社向け基幹業務管理ソリューション「Arc Publishing(アークパブリッシング)」の日本初の導入を実現、2月より提供を開始した。
Arc Publishingは、時間や場所を問わず、記事の作成から、写真や映像などのコンテンツ管理、校正や校閲を含む作業スケジュール管理まで、媒体社が必要とする業務の一括管理をクラウド上で行うことが出来る。同ソリューション導入により、紙面とデジタルの連携を高度化し、リアルタイムジャーナリズムを実現するとともに、広告やサブスクリプションなどユーザーに合わせたフレキシブルな収益モデルの構築が可能となる

CCI、Quark tokyoとの戦略的パートナーシップにより若年層マーケティングを強化

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CCI は、デジタルを中心としたコミュニケーションデザインを専門とするQuark tokyoと戦略的パートナーシップを構築、若年層マーケティングにおける戦略立案から実行までのソリューションを強化する。
Quark tokyoは、若年層をターゲットとしたデジタルプロモーションにおいて多くの実績があり、リアル、デジタル、クリエイティブ、データなどマーケティング全般について、独自の知見をもつ。CCIの持つメディアソリューションと組み合わせることで、メディアの新たなコンテンツ開発、企業と消費者のエンゲージメント構築にむけたサービスの拡充を図る。

DAC、ブログウォッチャーとの連携を活用した広告配信サービスを開始

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DACとブログウォッチャーは、DACが提供する DMP 「AudienceOne®」とブログウォッチャーが提供する「プロファイルパスポートDMP」との連携を活用した広告配信サービスを開始した。
スマートデバイスのアプリから得た位置情報データを活用し、デバイスを問わず、DSP「MarketOne®」をはじめとしたさまざまなプラットフォームでの広告配信が可能となる。
図3

出典:同社プレスリリース

【決算】

Criteo、2018年第4四半期および通期の業績を発表

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Criteoは、2018年第4四半期(10-12月期)及び、2018年度通期の決算を発表した。

2018年第4四半期の売上は、前年同期比1%減(為替変動の影響を除くと1%増)の6億7,000万ドル、2018年通期売上高は前年比0.2%増(為替変動の影響を除くと1%減)の23億ドルと、いずれも対前年でほぼ横ばいであった。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長  

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。