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NEWS: adingoが米GoldSpot Mediaと提携、スマホ・タブレットへのリッチメディア配信を強化

広告プラットフォーム事業を展開するadingoは12月13日、スマートデバイス、タブレット向けリッチメディア配信プラットフォーム「miSpot」を提供する米GoldSpot Media社(以下GSM)と提携したと発表した。Adingoが提供する媒体社向けインターネット広告収益を最適化するツールであるSSP(セルサイドプラットフォーム)「Fluct」とGSMの「miSpot」が連携することにより、PC、スマートデバイス、タブレットの3スクリーンへのリッチメディア配信とパフォーマンス管理を一元的に管理することが可能になる。

GSMの実績データによると、動画や音声を利用した、表現力豊かなリッチメディア広告は、通常のバナー広告に比べ収益性が5~6倍高いという。米国の媒体社ではすでに、各スクリーンに最適化したリッチメディアの配信、効果のリアルタイム比較から、最も効果のよいスクリーンに予算を集中させる「ダイナミック バジェット アロケーション」施策をスタートしている。

両社提携後のサービス第一弾として、adingoが提供するSSP「Fluct」と「Fluct for Smartphone」が持つ広告枠に対し、GSMが提供するビデオやHTML5を活用したバナーアドユニットの配信を、年明けからトライアル開始予定。

ABOUT 大山 忍

大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長

米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。
2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。