広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

【新サービス・新機能】

アドビ、検索連動型広告管理の最新版「Adobe Advertising Cloud Search」を発表

Adobe Advertising Cloud Searchは、検索マーケティングにおいてオーディエンスターゲティングプロセスを簡素化するための機能を強化した。

GenieeSSP、メディア向け不正広告検知機能を新規開発

GenieeSSPは、強制リダイレクト広告への二重のセキュリティ強化で媒体価値を保護するメディア向け不正広告検知機能を新規開発し提供を
開始した。

出典：同社プレスリリース

サイバーエージェントのCA Young Lab、企業のインフルエンサープロモーション最適化システム 「iBOS」の提供開始

「iBOS」は、多様化するインフルエンサープロモーションにおいて、独自の基準で設けたガイドラインや管理体制により、企業とインフルエンサー両者の意向を尊重しながら、プロモーションの最適化を実現するソリューションと
なる。

出典：同社プレスリリース

【サービス連携・業務提携】

SSP「fluct」、DSP「Criteo」とアジアSSPとして初、メディア／アプリにおいて動画広告RTB取引を開始

VOYAGE GROUP傘下のSSP「fluct」は、アジアにおけるSSPとして初めて、Webメディア及びアプリにおける動画広告RTB取引を開始した。
動画プレイヤーを用意することなく、様々なフォーマットの動画広告を掲載することができるようになる。

DAC子会社のYengage、データプラットフォームを提供するIntertrust社と業務提携

DACの米国子会社であるYengageは、Intertrust社と業務提携し、米国において「Personagraph DMP」を活用した広告配信サービスを提供を開始した。

Supershipの「ScaleOut DSP」、「AppNexus」とのRTB接続を開始

Supershipの「ScaleOut DSP」は、米国の「AppNexus」とのRTB接続を開始した。
このタイミングでの老舗プラットフォーム同士の連携となる。

電通と電通デジタル、ツイッター広告のブランド価値毀損リスクを軽減するサービス「ツイベリ™」を開発・β版提供開始

電通と電通デジタルは、配信先として適さないアカウントを事前に除外し、企業および商品ブランドの価値毀損リスクを軽減するサービス「ツイベリ™」を開発した。

【新会社・新組織】

トランスコスモス、仙台にAmazon向け専属プランニングチームを設立

トランスコスモスはAmazon製品のサービス提供体制の強化を目的に、Amazon広告運用の専門チーム「Amazon向けアドマネジメントチーム」を仙台プランニングセンターに設置した。

オプト、デジタルマーケター人材の開発研究機関 「OPT HR Development センター」を設立

オプトは、デジタルマーケター人材の開発研究機関 「OPT HR Development センター」を設立した。
センター長にはオプトの経営企画、マーケティングコンサルティング事業を管掌する掛谷氏が就任する。

出典：同社プレスリリース

【資本提携・買収】

電通、GroundTruthと資本業務提携

電通は、位置情報マーケティンググローバル大手のGroundTruthと提携し、電通グループの統合プラットフォーム「People Driven DMP」とのデータ連携を開始した。

ABOUT 野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長　　

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。

続きを読む