先週のグローバルアドテクシーン:Google Chrome、2018年2月よりユーザーライクではない広告ブロッキングサービスをデフォルトへ
広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、主に先週に起きたグローバル市場のトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。
mParticle、Microsoft Xbox SDKと連携
カスタマーデータプラットフォームのmParticleは、Microsoft Xbox SDKと連携しデータ連携を開始した。これで10種類のデバイスプラットフォームでデータを取得することが可能となった。
Fyber RTB、フラウド対策でAds.txtを採用
ビデオ動画広告サプライヤーであるFyber RTBは、在庫の透明性を向上させるフラウド対策の一環としてAds.txtを採用した。
ARTEEBEE、Header Biddingに対応開始
カナダのRTBプラットフォームのARTEEBEEは、Header Biddingやラッパーソリューションに対応を開始し媒体社の幅広いニーズに対応可能となった。
The Advertising ID Consortium、新メンバーとしてThe Trade Deskが加入
業界全体での共有を目指したOpenIDのコンソーシアムであるThe Advertising ID Consortiumに、新メンバーとしてThe Trade Deskが加入した。
16社目の参加となる。
HTF、2022までのプログラマティック広告市場の予想を発表
リサーチとコンサルティングのHTFは、グローバルと各エリアの2022年までのディスプレイのプログラマティック広告市場の予想を発表した。
Google Chrome、2018年2月よりユーザーライクではない広告ブロッキングサービスをデフォルトへ
Google Chromeは、今年6月から予告をしていたとおり、2018年2月15日よりユーザーライクではない広告ブロッキングサービスをデフォルトで内蔵することを発表した。
韓国最大手DSPのワイダープラネット、SSP「fluct」と接続開始
韓国最大手DSPのワイダープラネットは、SSP「fluct」と接続を開始した。
これによって、日本と韓国の広告主によるキャンペーンにおいて、より幅広い広告掲載と広告パフォーマンスの向上が可能となった。
Anodot、シリーズBで2,300万ドル調達
AIを利用した分析プラットフォームを提供するAnodotは、シリーズBで2,300万ドルを調達したことを発表した。
Fyber、Innovidと提携し動画広告領域を拡大
プログラマティックプラットフォームのFyberは、動画広告プラットフォームのInnovidと提携し、アプリ内動画広告領域を拡大・強化を発表した。
AdHive、業界初となるブロックチェーンベースのネイティブ広告AI制御プラットフォーム「Alpha」を提供開始
ネイティブ広告プラットフォームのAdHiveは、業界初となるブロックチェーンベースのネイティブ広告AI制御プラットフォーム「Alpha」を提供開始した。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。