×

先週のグローバルアドテクシーン:Rubicon Project、ファーストプライスオークションに参加

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、主に先週に起きたグローバル市場のトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

仏発の中小企業向け広告プラットフォームのThe Moneytizer、米国で展開開始

仏発の中小企業向け広告プラットフォームのThe Moneytizerは、米国においても展開を開始した。
すでに8,000もの中小媒体に導入されているという。

電通、米国のデジタルマーケティング会社「スワール社」を買収・海外子会社化

電通は、米国のデジタルマーケティング会社「スワール社」を買収し、海外本社であるイージスの子会社化を発表した。
スワールは1997年に創業され従業員数は175名の規模となる。

Rubicon Project、ファーストプライスオークションに参加

Rubicon Projectは、ヘッダー入札の普及などを背景に今年の9月に新たな入札方法の模索を発表していたが、2018年1月22日より本格的にファーストプライスオークションに参加することを発表した。

Smart、ads.txt対応サプライヤーを100%へ

Smartは、SSPとして初めて提携媒体の100%がアドフラウド対策のためads.txtに対応しているところとなったことを発表した。

Triton Digital、365 Digitalと提携

オーディオ広告プラットフォームのTriton Digitalは、南アフリカのプログラマティックオーディオ広告のサプライヤーである365 Digitalと提携を発表した。

dataxu、OTTのアトリビューションサービスを提供開始

dataxuは、同社のDMPであるOneView DMPにおいてOTT(over-the-top)TVデバイス用のアトリビューションサービスの提供を開始した。

Kochava、ブロックチェーンの広告評価サービス「OnXCHNG 」をリリース

Kochavaは、AerServ, AppLift, Appodeal, Chartboost, DCMN, Kiip, PubNative, Parrable, Priori Dataの9社と提携し、業界初となるブロックチェーンによる広告評価サービス「OnXCHNG」をリリースした。

Pandora、動画広告再生後にオンデマンドで音楽再生可能に

米国最大のストリーミング音楽サービスのPandoraは、15秒の動画広告を再生後にオンデマンドで音楽の再生を可能にする変更を行った。

IAB、Podcastサービスの計測に関する新たなガイドラインを発表

IABは、パブリックコメント期間を経てPodcastサービスの計測に関する新たなガイドラインを発表した。
自動再生やプリロードを避けるなどプレーヤーへの推奨事項も加えられた。

Accenture、アイルランドのクリエイティブエージェンシー「Rothco」を買収

Accentureは、アイルランドのクリエイティブエージェンシー「Rothco」を買収した。
アイルランドでのケイパビリティを強化するとともに、Accenture Interactiveの機能強化も狙う。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長  

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。