PubMatic、日本法人のカントリーマネージャーにニコラス(ニック)・コバック氏が就任
SSPグローバル大手のPubMaticが10月2日、同社日本法人のカントリーマネージャーにニコラス(ニック)・コバック氏が就任したことを公表した。
コバック氏の日本のアドテク業界における実務経験は長い。OpenX社、A9社(アマゾンの関連会社)およびGoogle社のアドテクノロジー・ソリューションの日本市場ローンチ支援などを行ってきた。
同氏は東京オフィスにて、シンガポールに拠点をおくPubMaticのアジア太平洋地域担当のVice President であるジェーソン・バーンズ(Jason Barnes)氏の直属となる。
就任に当たりコバック氏は、「PubMaticで新たな挑戦を始めることに興奮しており、チームと協力して豊富な製品とサービスをご提供していくことを楽しみにしております。最高のサービスと技術を誇るこのような尊敬すべき企業に入社することは幸運です。業界標準であるPrebid.jsを追加したPubMaticのオープンソースのラッパーソリューションであるOpenWrapのローンチは、相互運用性と透明性へのPubMaticのコミットメントを示しています。パブリッシャーファーストのアプローチは、パブリッシャーに広告の決定権を取り戻します」とコメントしている。
PubMatic社が注力しているヘッダーおよびラッパーのテクノロジーは、日本では過去6カ月にアトミックスメディア (Forbes JAPAN)、クリエイティヴ・リンク (AFPBB News)、ゴルフダイジェスト・オンライン、東洋経済新報社 、Perform Groupなどのパブリッシャーで採用されている。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。