広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

【新サービス・新機能】

Supershipと電通、「電通PMP」において 新たに「PCゲート広告」の取扱いを開始

Supershipと電通は、両社で提供している「電通PMP」の広告メニューの1つとして、新たにPCに対応した「ゲート広告」の取扱いを開始した。
需要が増すプログラマティックのリッチ広告表現に対応するためである。

博報堂ＤＹグループ、デジタル広告によるリアル店舗での購買効果が測定できる 「購買トラッキングツール」をオリジナルで提供開始

博報堂DYMP・博報堂DYデジタル・DACは共同で、デジタル広告によるリアル店舗での購買効果が測定できる 「購買トラッキングツール」をオリジナルで提供開始した。
博報堂グループのO2OでのDMP施策の一環として提供される。

サムライト、エンターテイナーと連携した「somewrite Entertainer’s Movie」を提供開始

サムライトは、芸人・歌手・声優などのエンターテイナーに特化したインフルエンサープラットフォームを構築し、広告主とのマッチングを行うサービスの提供をを開始した。

サイバーエージェント、「Ameba」における動画広告のブランドリフト効果測定が可能に

サイバーエージェントは、「Ameba」の動画広告において、独自にブランドリフト効果を調査する機能の提供を開始した。
本機能では対象とする広告に接触したユーザーと広告に接触しなかったユーザーそれぞれにアンケート調査を実施し差異を確認する。

コマースリンクの｢DFO｣､｢careerjet｣のデータ作成を開始

コマースリンクの｢DFO｣は、派遣サイト・求人サイト・企業の求人ページなどを扱う求人検索サービス「｢careerjet｣」に使用するデータフィードを自動で作成を開始した。

サイバー・バズ、Instagramに特化した企業アカウントの運用代行サービスを開始

サイバーエージェントのグループのサイバー・バズは、Instagramに特化した企業アカウントの運用代行サービスを開始した。
投稿内容なハッシュタグなどを分析した上で効果的な投稿を行ったり、インフルエンサーの起用の提案も行う。

グローバルデジタルマーケティングを手掛けるインフォキュービック・ジャパン、RTB Houseの販売を開始

グローバルデジタルマーケティングを手掛けるインフォキュービック・ジャパンは、成果報酬型動的リターゲティング広告の日本初認定代理店としてRTB Houseの販売を8月1日より開始した。
RTB Houseは欧州で大きなシェアを持っておりアジアにも近年力を入れている。

TUNE、アドフラウド(広告詐欺)対策ソリューションを提供開始

TUNEは、広告主とアドネットワーク事業者が可視化したアドフラウド情報をリアルタイムで共有するアドフラウド(広告詐欺)対策ソリューションを提供開始した。

【サービス連携・業務提携】

電通デジタル、ソーシャルデータを活用したデジタル変革支援でSprinklr Japanと業務提携

電通デジタルは、ソーシャルデータを活用したデジタル変革支援でSprinklr Japanと業務提携した。
ソーシャルデータを軸としたマーケティング課題の抽出や顧客セグメント、パーソナライズ化されたコミュニケーション施策の提供を目指す。

SupershipのSSP｢Ad Generation｣､動画リワード広告において｢Vungle｣と接続

KDDIグループのSupershipのSSP｢Ad Generation｣は､動画リワード広告において｢Vungle｣と接続を開始した。
また入稿においても純広告／自社広告を選べる機能も新たに提供した。

ABOUT 野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長　　

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。

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