広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

【新サービス・新機能】

GMOアドマーケティングの「AkaNebyGMO」、インフィード型の動画広告配信メニュー「AkaNe Video Ads」を提供開始

GMOアドマーケティングの「AkaNebyGMO」は、ニュースサイトなどのフィード欄で動画広告を配信する、インフィード型の動画広告配信メニュー「AkaNe Video Ads」を提供開始した。

Google、アドセンスでインフィード広告などネイティブ広告フォーマットに対応開始

Googleは、いよいよアドセンスでもインフィード広告などネイティブ広告フォーマットに対応を開始した。
対応フォーマットは、インフィード広告、記事内広告、関連コンテンツ ユニットの 3 種類のタイプとなる。

ログリー、広告の透明性と安全性への取り組みを強化

ログリーは、不正なボットによる無効トラフィックの排除、ブランド毀損につながる恐れのあるページへの広告配信の自動抑制など、アドフラウドやアドベリフィケーションへの取り組みを強化することを発表した。

東急エージェンシー、ジオターゲティング広告と顧客行動解析を連携しO2Oソリューションを提供開始

東急エージェンシーは、商業施設向けアプリと統合型商業施設運営システム「TACSIS®」、ビッグデータ分析ツール「TargetFinder®」、ビーコン端末を組み合わせた顧客行動解析型O2Oソリューション「Activation Manager」にジオターゲティング広告連携機能を強化させO2Oソリューションの提供を開始した。(PDF)

サイバーエージェント傘下のAJA、SSPから配信された広告クリエイティブを全件事後審査するソリューション「AJA GREEN」の外部提供を開始

サイバーエージェント傘下のAJAは、同社のSSPから配信された広告クリエイティブを全件事後審査するソリューション「AJA GREEN」をメディアパートナー向けに提供を開始した。
メディアイメージを損なうような広告が検知された手動停止するものとなる。

LINE の｢LINE Ads Platform｣、｢リーチ&フリークエンシー｣および｢ブランドリフトサーベイ｣の提供を開始

LINE の広告配信プラットフォームである｢LINE Ads Platform｣は、新たなオプションとして1 ユーザーあたりの広告表示回数を制限し、リーチの最大化を図れる「リーチ&フリークエンシー」 、広告接触によるブランドリフト調査を併せて実施できる「ブランドリフトサーベイ」 の２つを提供開始した。

【資金調達・上場】

動画サイト運営のオープンエイト、約15億円を調達

ルトロンなどの動画サイト運営を手掛けるオープンエイトは、ジャフコやグロービスの出資部門などから約15億円を調達したことを発表した。

【新会社・新組織】

オプト、テクノロジーの力でブランドマーケティング活動を支援する 「ブランドテックラボ」を設立

オプトは、アドテクノロジーを利用してブランディング広告効果の可視化から成果最大化を目指し、ブランドマーケティング活動を支援する 「ブランドテックラボ」を設立した。

【資本提携・買収】

DAC、TABI LABOと資本業務提携

DACは、同社のコンテンツマーケティング事業の強化を目的にTABI LABOと資本業務提携を発表した。

【サービス連携・業務提携】

Supership、A.I.による広告配信最適化ツールAdgoと戦略的パートナーシップ提携

KDDIグループのSupreshipは、ソーシャルマーケティングA.I.プラットフォームの開発・提供を行うAdgorithmicsと業務提携をし、同社のAdgoを活用したサービスの提供を開始する。

ABOUT 野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長　　

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。

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