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フリークアウト、アプリプロモーション領域を強化

 

フリークアウトは、同社が提供するモバイルマーケティングプラットフォーム「Red」のアプリプロモーション向けサービスを強化、アプリインストール広告、リンゲージメント広告の配信機能を新たに実装した

 

 

 

「Red」は、スマホ向け広告プラットフォームとして、今年6月にリリース。LINEやLINE関連サービス向けの広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」に独占的に配信できることを大きな売りにしている。

今回、CyberZのF.O.XやアドウェイズPartyTrack、adjust、TUNEなどの主要のSDKと連携し、これにFreakOut DMPの「MOTHER」と連携させることでリエンゲージメント広告配信が可能となった。

 

アプリ内データを元にセグメントを作成し、ユーザーのアプリ利用状況や頻度に応じた、広告の配信設計が可能になる。また、オフラインデータの入稿にも対応しており、アプリ事業者が独自に作ったセグメントでの配信も可能だ。

Freakout red

同社はまずマーケットとして大きいアプリゲームデベロッパーをメインターゲットとして想定しており、既に国内、海外の有名ゲームタイトルでの実施、導入決定している。また今後ライフスタイル系のアプリに向けた機能開発、アライアンスを進める予定とのことだ。

 

同社が今回リリースしたリエンゲージメント広告は、昨年末頃より急速に需要が拡大している。CyberZとデジタルインファクトが実施した調査では、2015年に5億円しかなかった市場規模が2016年には69億円に拡大、2020年には350億円規模になると予測している

reengagement ad market

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長  

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。