ニュース拾い読み : ジーニーSSP事業売上、国内SSP事業者として日本一に!?
国内大手SSPジーニーの4月28日リリースによると、同社2016年1-3月期売上が、前年比313.5%を達成し、結果国内の SSP 事業者として日本一になる見込みとのことだ。リリースでは、実際の同社売上額は未公表である。
同社によると、主にネットメディアの純広告やプレミアム枠、ネイティブアド、動画広告に加え、スマホアプリなどで「Geniee SSP」の導入事例が増えており、顧客のリピート率も 95%を超えていることなどが今回の業績拡大の要因としている。
このリリースの前日、「fluct」を擁するVOYAGE GROUPが、2016年1-3月期の決算内容を公表している。(PDF P24)
これによると、同社グループのアドテクノロジー事業サプライサイド売上は、22億4000万円、前年同期比+24.5%とのことだ。
ちなみに、これは余談だが、今回のリリースには「国内SSP事業者として日本一」とあるが、「SSP事業者として国内売上シェア日本一」とは、明記されてはいない。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。