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グローバル市場へ!日本企業の最新動向:マイクロアド、シンガポール子会社がマレーシアに拠点を開設

  
  

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、グローバル市場に挑戦する日本企業の最近の動向をお届けする。

メタップス、中国でインフルエンサーネットワーク事業 を開始

中国本土でオンライン上でのインフルエンサーを活用したPRネットワーク「BuzzCast(バズキャスト)」の提供を開始した。
インバウンド需要に備えた日本企業の中国本土でのマーケティングを支援する。プランニングや、インフルエンサーのキャスティングにおいては、これまで同社が中国子会社(Metaps China)を通して培った中国本土でのデジタルマーケティングの知見やネットワークを活かす。

セプテーニ、中国に現地法人を設立、中国におけるインターネットマーケティング市場を開拓

中国におけるインターネットマーケティング市場の開拓を目的とし、中国に現地法人「七域広告(北京)有限公司」(以下「七域広告」)を設立、2016年1月4日(月)より営業を開始した。
同社の海外拠点は、これで6カ国8拠点目となる。

マイクロアド、シンガポール子会社がマレーシアに拠点を開設

マイクロアドのAPAC統括拠点とされているシンガポール現地法人(MicroAd Singapore Pte. Ltd.)が、1月にマレーシアに支社を開設した。
同社APACマネージング ディレクターの十河氏によると「マレーシアは、現地の強い事業者が展開しており、ベトナムやインドネシアに類似した市場環境」とのこと。
また「一部の大手ブランド広告が広告予算をデジタルにシフトさせており、市場の潜在成長性が高い」ことが、マレーシア進出の理由であるとのことだ。
同社は、マレーシアでの売上目標を、2016年は200万ドル、2018年は700万ドルに設定している。

インタースペースが、インドネシアでデータフィード最適化(DFO)サービスを提供開始

インドネシア子会社PT. INTERSPACE INDONESIAは、データフィード最適化サービス『SimpleDataFeed』を提供開始した。
同社によると、DFOサービスは、インドネシアでは初とのこと。

電通、ブラジルのオンライン・オーディエンスデータ会社 「ナベッグ社」の株式100%取得で合意

電通が海外本社「電通イージス・ネットワーク」を通じて完全子会社化する。
ナベッグ社の設立は2009年、オンライン・オーディエンスデータを提供するデータ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)を管理・運営しており、媒体社や有力サイトとの強固な協力関係をもとにした毎月100億件を超えるオーディエンスデータの蓄積・分析を行っていることを強みとする。

北京DAC、中国百度の「5つ星代理店」に認定

認定を受けたのは、同社中国連結子会社である北京迪爱慈广告有限公司(以下 北京DAC)。同社の設立は2005年、中国の日系および現地の広告主に対し、デジタルマーケティングソリューションを提供している。百度は広告会社の販売実績・運用能力・資格取得者を評価し星の認定を提供していますが、5つ星代理店は最高ランクとなる。

アドウェイズ、CA、CyberZ、メタップスらが、セガネットワークの海外事業マーケティングパートナーに

セガネットワークスが2016年春より子会社Go Game Pte.Lte.(シンガポール)より提供開始する、スマデバ向けゲームのグローバルパブリッシング支援サービス「goPlay」のマーケティングパートナーとしてアドウェイズ、サイバーエージェント、CyberZ、メタップスの計4社の参加が決まった。

「goPlay」は、東南・南アジアの国と地域、ロシアなどの新興国市場をはじめとした、グローバル市場でのスマデバ向けゲーム配信を目指す企業を支援するサービス。当初メタップス1社が参加決定していたが、今回新たに他の3社が加わった。

D2C R、韓国IGAWorks、中国CheetahMobileと提携、 日本・韓国市場でアドネットワーク事業を推進

今回の提携では、CheetahMobileのグローバルで幅広く普及しているタスク管理アプリ「Clean Master」等の広告事業について協業することを合意。
D2C RとIGAWorksは、日韓で「Cheetah Ad Platform」の広告開発・販売を行っていく。

アドウェイズ韓国子会社、イー・ガーディアンと提携し海外ゲーム会社の日本進出支援を開始

Adways Koreaは、ソーシャル、モバイルゲームなどの運営支援を得意とするイー・ガーディアンと戦略的パートナーシップ締結し、海外ゲームデベロッパーの日本進出を支援するマーケティングの提供を行う。

マイクロアドベトナム、アジア向け開発拠点「MicroAd Technology Development Company Limited」 本格稼働を開始

マイクロアドベトナムは、ベトナムホーチミンに「MicroAd Technology Development CompanyLimited」を設立、アジア圏におけるMicroAd BLADEの開発拠点として活動を開始した。アジア圏の広告主へのサポート体制の充実化や、海外ローカルアドネットワークとのRTB接続などに対応する。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長  

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。