サイバーエージェント アドテクスタジオ、Gunosyと広告事業において業務提携を公表
サイバーエージェント アドテクスタジオが、広告事業においてグノシーとの業務提携を公表した。
提携の概要は、アドテクスタジオのバイサイド・セルサイドの両ソリューションとGunosyとの連携、共同での動画広告サービスの開発という、広範囲に及んでいる。
今回公表された提携内容は以下の通りである。
[アドテクスタジオとGunosyの取り組み]
1.「CA ProFit-X」と「Gunosy Network Ads」の配信連携
9月30日より、アドテクスタジオが運営するインフィード特化型のSSP「CAProFit-X」と、Gunosyのアドネットワーク「Gunosy Network Ads」とが接続し広告配信連携を行う。
この連携では、Gunosyがバイサイド、アドテクスタジオがセルサイドの役割を担う。
なお、「CAProFit-X」の広告在庫は、500を超えるメディアから供給されているとのことだ。
2.「Dynalyst」「AMoAdインフィード広告」と「グノシー」の配信連携
アドテクスタジオのダイナミックリターゲティング広告DSP「Dynalyst」、インフィードアドネットワーク「AMoAdインフィード広告」と、Gunosyが運営する情報キュレーションアプリ「グノシー」にて広告配信連携を行なう。
10月下旬開始予定のこの連携では、アドテクスタジオがバイサイド、Gunosyがセルサイドの役割を担う。
3.動画広告ネットワークの共同開発
アドテクスタジオの技術開発力と、Gunosyのユーザーベースを活かした新たな動画広告商品を共同開発する。サービスの提供開始は2016年春を予定しているとのことだ。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。