SSP最大手のadingo、10月にfluctに社名変更しサービス名と統合
VOYAGE GROUPの連結子会社で、国内最大手SSP「Fluct」を運営するadingoが、今年10月1日より社名をfluctに変更することを公表した。
旧商号:株式会社adingo | 新商号:株式会社fluct(フラクト) | |
adingoは、2008年からメディアの収益化に取り組み、SSP「Fluct」やGoogle AdSense認定パートナーとして「Google AdSense」「DoubleClick Ad Exchange」などを活用し、6,500以上のメディアの広告収益最大化を行ってきた。
同社推定によるとSSP「Fluct」は現在、国内SSP 市場における売上シェアでナンバーワンとのことである。また今年4月には親会社VOYAGE GROUPが同業のKauliを連結子会社化しており、今後両社の持つノウハウやサービスを融合させることで、事業拡大と成長促進に取り組んでいくとしている。
そしてこれを機にブランド認知の向上を促し、よりSSP事業に注力するため、企業名とサービス名を統一して「株式会社fluct」と社名変更し、ロゴも一新した。
新しいコーポレートサイトも、既に開設されている。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。