スマートリンクス、東京杉並区18商店街にiBeaconモジュール1200個を導入、位置情報を活用した商店街店舗販促に活用
Web制作、アプリ開発を手掛けるスマートリンクスは、東京杉並区の高円寺駅南口エリアの5商店街、荻窪エリアの13商店街に、iBeaconモジュールを計1200個導入、合わせて同社が提供するGPS機能を活用した位置情報連動販促アプリをスタンプラリーアプリとして提供をすることを公表した。
またイベント終了後は、商店街店舗販促用ツールとして引き続き提供をおこなう。
同サービスは、高円寺南口エリア「高円寺アート街でアートハンティング」イベント(2015年2月21日、22日開催)、荻窪エリア「オギクボトレジャーウォーク」イベント(2015年3月7日、8日開催)のそれぞれで実施されるスタンプラリーで使用される。
アプリをインストールしたスタンプラリー参加者が特定のiBeaconに近づくと、アプリの画面上に表示されたスタンプラリー台紙にスタンプやヒントを入手することが出来る。
イベントに合わせて提供されるアプリ「とくポン!」は、商店街、観光地等の街歩きを支援するアプリとして同社が2012年よりサービスを提供している。
各店舗は、スマートフォン等から専用の管理画面で、簡単に店舗の情報や iBeacon に近づいた際に表示されるメッセージや画像等を更新することができ、商店街の事務局等の担当者専用管理画面では、加盟店舗の情報、商店街の催事、イベント情報、商店街からのお知らせ等を更新することが可能。
同社はイベント終了後、高円寺エリアおよび荻窪エリアの商店街に対してレンタル期間を無償で1年間延長し、今後も継続して運用を行うことで、商店街における販売促進ツールとして、商店街に対してHP制作、アプリ、iBeaconのパッケージ提供の実用化を目指すとのこと。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。