アイモバイルが米国法人を設立、米国での営業を開始
スマートフォンアドネットワーク大手のアイモバイルが、初めての海外進出先に米国を選択した。同社は7月21日、米国サンフランシスコに営業拠点となる子会社i-movad, Inc.を設立することを公表した。
今後はサンフランシスコ支社をグローバル拠点と位置付け、海外展開を進めていくとのこと。
なお、既に日本企業の米国進出時のプロモーション支援などで、既に複数社との取引を開始する予定が決まっているようだ。また、2015年中には、同社が提供しているアドネットワークの米国展開を本格的に開始し、米国企業との取引を開始していくとのことである。
日本のアドテク事業者による米国での事業展開に関するニュースは久しく聞いていないが、今後の展開が興味深いところである。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。