オプトがネイティブアプリ運用支援サービス「SmartHacking」をリリース
オプトは5月8日、ネイティブアプリのアクセス解析・競合調査・改善運用を集約したサービス「SmartHacking」をリリースした。
「SmartHacking」は、自社アプリのアクセス解析機能と、競合などの他社アプリのダウンロード数や収益、アクティブユーザー数やユーザーの傾向などを把握、これらの結果を踏まえてA/Bテストの実施により自社アプリのユーザビリティーの改善につなげるところまでを支援するパッケージサービスとして提供される。
なお、アプリの解析にはGoogleアナリティクスのアプリ解析機能を使用、ユーザビリティーの改善は、同社専任のチームが対応する。
セプテーニが5月7日にリリースしたApp Lovinも当てはまるが、スマートフォンアプリプロモーション市場においては、新規ユーザーの集客のみならず、獲得したユーザーのリテンション、リエンゲージメント施策の重要性が高まっている。これを支援するディープリンクや、ユーザーデータを活用したターゲティング広告、アクセス解析を活用したアプリのユーザビリティーの改善・運用などに関するサービスが今後も増加していくこととなろう。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。