PubMaticが新しいホワイトペーパーを公開: 新たなデジタル環境におけるアドレサビリティ
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on 2024年10月29日 in未来のデジタル広告のサプライチェーンを提供する独立系テクノロジー企業、PubMatic(Nasdaq: PUBM)は、新しい消費者プライバシー規制と継続的な識別情報の喪失によって引き起こされたデジタル広告エコシステムの大きな変化を取り上げた新しいホワイトペーパーを公開した。このホワイトペーパーでは、ChromeでサードパーティCookieのサポートを継続するというGoogleの最新の決定についても取り上げている。これにより、アドレサブルな広告の選択はブラウザではなく消費者の手に委ねられるようになる。
(Sponsored by PubMatic)
「新たなデジタル環境におけるアドレサビリティ: マネタイズ向上のための5つのパブリッシャー戦略」と題されたホワイトペーパーでは、パブリッシャーの課題を探り、持続可能で将来性のあるアドレサビリティ戦略を構築する際に考慮すべき5つのアプローチを概説している。この情報は、パブリッシャーが在庫を効果的に収益化すると同時に、バイヤーがパフォーマンス目標を達成するための高度なターゲティングを提供する。
PubMaticのホワイトペーパーは、オーディエンスのアドレサビリティを優先することでパブリッシャーが成功するための方法を示している。
主な戦略は次のとおりである。
- パブリッシャーのファーストパーティーデータ戦略: ファーストパーティ データの重要性と代替IDおよびセグメンテーション戦略の使用を強化する。
- パブリッシャーのセカンドパーティーデータ戦略: 信頼できるパートナーからのセカンドパーティデータの力を探り、クリーンルームを通じたプライバシーが保護されたデータの交換に焦点を当てる。
- パブリッシャーのサードパーティーデータ戦略: プライバシーを第一とするデジタル広告のエコシステムにおけるサードパーティデータの継続的な重要性について説明する。
- パブリッシャーのコンテキストデータ戦略: 特定のIDに基づくターゲティングに代わる、プライバシーが保護された代替手段としてのコンテキストターゲティングの重要性を強調する。
- 業界の変化に対応する: パブリッシャーに新たなオープンウェブ標準を採用し、これらの取り組みをサポートするパートナーシップを優先するよう促す。
「パブリッシャーは、広告のエコシステム内でより良いポジションを獲得するユニークな機会を持っています。」と、PubMaticのパブリッシャーパートナーシップのVPであるジャーン・ジェーンズ氏(Jaan Janes)は述べた。「当社のホワイトペーパーは、スマートなデータ管理、効果的なオーディエンスセグメンテーション、オープンインターネット広告のパフォーマンスを向上させる新しいテクノロジーの採用を通じて収益性を高めたいと考えているパブリッシャーに実用的な戦略を提供します。」
ホワイトペーパーでは、テクノロジーとパートナーシップを通じてパブリッシャーをサポートするというPubMaticの取り組みも示した。
Identity HubやConnect などのソリューションにより、パブリッシャーは複数のIDソリューションを管理および有効化し、ファーストパーティとセカンドパーティのデータを活用し、コンテキストターゲティングを最適化して収益を最大化させることが可能となる。
PubMaticの詳細とホワイトペーパー全文のダウンロードについては、こちらから確認できる
PubMaticについて
PubMatic(Nasdaq:PUBM)は、デジタル広告の未来のサプライチェーンを提供することにより、顧客価値を最大化する独立したテクノロジー企業である。 PubMaticのセルサイド・プラットフォームは、オープンインターネット上の世界有数のデジタルコンテンツクリエイターが、在庫へのアクセスをコントロールできるように、また、マーケターがROIを高め、広告フォーマットやデバイス全体でアドレサビリティのあるオーディエンスにリーチを可能にし、収益性を向上できるように支援を行う。2006年の創業以来、当社のインフラストラクチャー主導のアプローチにより、リアルタイムでのデータの効率的な処理と活用を可能にしてきた。スケーラブルで柔軟なプログラマティック・イノベーションを提供することで、顧客の成果を向上させるとともに、活気と透明性のあるデジタル広告のサプライチェーンを支援する。
ABOUT 町田貢輝
ExchangeWireJAPAN 編集担当 日本大学法学部法律学科卒業。編集プロダクション、出版社でエンタメ、健康、IT関連の雑誌と書籍の編集・進行管理に従事。2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。DX領域のメディア運営全般ならびに、調査研究を担当する。