Nexxen、VIDAA ACRデータへの独占アクセスの提供を開始
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on 2024年6月17日 in動画広告のグローバルプラットフォームを提供するNexxen(以下:ネクセン)は、VIDAA ACRデータへの独占アクセスの提供を開始した。
新しく拡張されたデータドリブンソリューションは、プライバシーに準拠した形で、チャンネル間のテレビ視聴率に基づいた視聴者ターゲティングを強化するように設計されている。
動画とコネクテッドTV(CTV)に深い専門性を持つグローバルな統合アドテクノロジープラットフォームであるネクセンは、オーストラリア国内で「TV視聴率オーディエンス」の提供を開始することを発表した。このサービスは、ネクセンが提供するTVインテリジェンスに基づくもので、ハイセンスや東芝などのOEMブランドを支える主要なスマートTVオペレーティングシステムであるVIDAAが提供する独自の自動コンテンツ認識(ACR)データに基づいた一連のプランニング、ターゲティング、測定機能を提供するものである。
2022年にネクセンがVIDAAに2500万ドル(米ドル)を戦略的に投資したのに続き、新たにリリースされたソリューションは、進化する業界のニーズに合わせた比類のないTVターゲティングと測定を提供するというネクセンのコミットメントを強固なものにした。
TV視聴者オーディエンスは、ブランドがテレビ視聴者に正確かつ大規模にリーチできるように構築されており、独占的なACRデータを活用して、視聴パターンに基づいたカスタムセグメントを作成する。
ネクセンが、VIDAA ACRデータに独占的にアクセスできることにより、以下を含むがこれに限定されない本格的なTVソリューションの提供が可能となった。
・ネクセンTVプランナーのような独自のプランニングツールは、リニアとストリーミング環境での投資推奨に基づいて、増分と最適な統合TVリーチを知らせることができる。
・ネクセンTV計測のようなレポーティング・ソリューションにより、リニア、CTV、デジタルのマーケティング目標に対するキャンペーン結果とリーチの増加を測定。
・リニア広告に露出した視聴者の抑制やリターゲティング、競合の取り込み、チャンネルをまたがるネットワークや番組の嗜好ターゲティングなどの機能により、正確で代表的かつ拡張性のあるリーチを提供する独自のテレビ視聴者オーディエンス。
ネクセンのユニークなアプローチは、デマンドサイドプラットフォーム(DSP)とサプライサイドプラットフォーム(SSP)の共有インフラとテクノロジーによって支えられている。
ネクセンの日本・アジア太平洋(JAPAC)地域担当マネージング・ディレクターのジョシフ・ザニッチ氏は、「これはネクセンにとって日本・アジア太平洋(JAPAC)地域における大きなマイルストーンです。VIDAAのACRデータに独占的にアクセスすることで、可能性の限界を押し広げ、広告主に先進的なテレビソリューションを提供できるだけでなく、これまでとは異なり、あらゆるスクリーンでテレビ広告の効果を飛躍的に高めることができます。」と述べている。
VIDAAのCEO ガイ・エドリ氏は、「ネクセン社とのパートナーシップをオーストラリアおよびアジア太平洋地域で拡大できることをうれしく思います。テレビ視聴者の行動から得られる貴重なインサイトを広告主に提供するという共通の目標により、この市場特有のニーズに合わせた革新的な広告ソリューションを推進し、最終的には広告主により高い効率性と成功を提供することを目指しています。」とコメントしている。
※プロダクトにより提供可能国が限られている場合がある。詳細はjapansales@nexxen.comから問い合わせができる。
【ネクセンについて】
ネクセンは、世界中の広告主、広告代理店、パブリッシャー、放送事業者が、動画とコネクテッドTVを最も有意義な方法で活用できるよう支援している。ネクセンは、デマンドサイドプラットフォーム(DSP)、サプライサイドプラットフォーム(SSP)、アドサーバー、データマネジメントプラットフォーム(DMP)で構成され、先進的かつ独占的なデータを中核に、柔軟で統一されたテクノロジースタックを提供している。ネクセンの強力な機能は、ディスカバリー、プランニング、アクティベーション、測定、最適化に及び、それぞれ単独でも組み合わせても利用可能である。
ネクセンはイスラエルに本社を置き、米国、カナダ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域にオフィスを構えており、ロンドン証券取引所(AIM: NEXN)とナスダック(NEXN)で取引されている。詳細はnexxen.comで確認できる。