DoubleVerify、TikTokの広告主向けにAIを活用した ブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)の測定機能を拡張
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on 2024年4月18日 inデジタルメディア測定、データおよび分析向けソフトウェアプラットフォーム企業のDoubleVerify(本社:ニューヨーク、CEO:Mark Zagorski、以下DV)が、TikTokの新しいインベントリーフィルターであるバーティカルセンシティビティとカテゴリーエクスクルージョンへの対応として、広告主向けに16の新しいブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)カテゴリーを2024年4月より追加することを発表した。TikTokの人気が高まる中、広告主は今回の拡張により、複雑なデジタル環境を的確に理解し、プラットフォーム上でのブランドプロモーションとして、適切なコンテンツに合わせた広告掲出が可能になる。
今回の測定機能の拡張により、TikTokインベントリーフィルターのカテゴリーエクスクルージョン・コントロールは、5つのコンテンツカテゴリー(ギャンブル・宝くじ、青少年コンテンツ、暴力的なビデオゲーム、コンバットスポーツ)を新たに活用できるようになる。
この拡張されたカテゴリーにより、広告主は測定インサイトを強化し、デリケートなトピックにおける保護を強化できる。
また、バーティカルセンシティビティ・インベントリーフィルターには、ペット、食品、美容、ファッション、ハイテク・テレコム、金融サービス、旅行、自動車、ゲーム、プロフェッショナルサービス、エンターテインメントなど、さまざまな分野の広告主独自のブランド要件に沿った11のバーティカルベースのカテゴリーが含まれている。
これらのカテゴリーは、広告主が自社のブランドポジショニングにそぐわないと考えるバーティカル関連のコンテンツを除外可能にする。
DVは現在、バーティカルセンシティビティ・コントロールを検証中で、2024年度後半に利用可能を目指している。
DoubleVerifyのCEOであるMark Zagorski氏は次のように述べている。
「TikTokへの広告投資額が増える中、TikTokとのパートナーシップを拡大できることを嬉しく思います。DVの顧客を重視するイノベーション戦略により、ユニークなコンテンツタイプや業種をカバーする16のブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)カテゴリーを追加しました。広告主は、DVのAIを活用した新しい分類カテゴリーを活用することで、ブランドエクイティの保護を実現し、各ブランド固有のニーズや目的に応じてTikTok上の適切なコンテンツに合わせて広告を出稿することができます」
DVのUniversal Content Intelligenceは業界をリードする分類エンジンであり、TikTokの拡張カテゴリーを含め、DVのオンラインにおける広範なコンテンツ分類を支えている。15年以上の知見に基づき、DVはビジュアル、オーディオ、スピーチ、テキスト、リンク要素を含むすべての主要なタイプのコンテンツを分析することで、総合的な分類アプローチを採用している。さらに、DVのUniversal Content Intelligenceは、強固なポリシー定義に基づいてコンテンツを分類し、最先端のAI技術を活用することで、広告主に最も正確な分類を提供すると同時に、最も広範なカバレッジとスケールでの保護を行うことができる。
TikTokのGlobal Head of Measurement and Data PartnershipsのChen-Lin Lee氏は次のように述べている。
「TikTokは、広告主のためにブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)ソリューションを継続的に構築・改良し、新たなニーズを先取りして進化しています。信頼できる第三者の測定プロバイダーであるDoubleVerifyと提携することで、当社独自のTikTokインベントリーフィルターや、新しいブランドスータビリティ(適合性)コントロールであるカテゴリーエクスクルージョン 、バーティカルセンシティビティを補完することができ、広告主は当社のサービスを安心して利用できます」
広告キャンペーンを成功させるには、出稿するメディアの品質が重要となる。その品質を基盤とすることで、広告主はキャンペーンの効果とROIを最大化することができる。独立した第三者によるベリフィケーション(検証)は、品質を認証し、メディアプラットフォームの信頼性をサポートする鍵となる。
2021年、DVはTikTokでの広告ビューアビリティ(可視性)、フラウド(不正行為)、インジオ(意図したエリアに配信されているかを測る指標)の測定を発表した。2022年、DVはTikTokとのパートナーシップを拡大し、広告主に入札後キャンペーンのブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)の測定を提供した。2023年、DVはTikTokのフォトモードコンテンツのサポートをリリースし、ブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)に特化したTikTokマーケティングパートナープログラムの公式バッジメンバーとなった。2024年より、ブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)の測定対象を日本、コスタリカ、パナマ、グアテマラ、ドミニカ共和国にまで広げ、現在DVがサポートする国は35カ国を超えている。