DoubleVerify、TikTokとのパートナーシップを拡大し、国内広告主向けに入札後キャンペーンのブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)測定ソリューションを提供開始
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on 2024年3月14日 inデジタルメディア測定、データおよび分析向けソフトウェアプラットフォーム企業のDoubleVerifyは、TikTokとのグローバルパートナーシップを拡大し、広告主に対して入札後キャンペーンのブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)の測定を、日本国内でも開始することを発表した。DVは2021年9月に発表したTikTokとのパートナーシップでは、広告キャンペーンの無効トラフィックとジオロケーションの測定改善を可能にした。
DoubleVerify Japanの代表取締役・日本法人代表である武田隆は、次のように述べている。「TikTokは国内で最も人気のあるデジタルプラットフォームの1つです。DVがTikTokの入札後キャンペーンにおける、ブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)の測定を日本語環境で行えることにより、TikTokを頻繁に利用するユーザーにリーチしたい広告主は、成長著しいこのプラットフォームへ自信を持って、広告投資ができるようになります」。
TikTokのアドテク・パートナーシップ・グローバル責任者であるチェンリン・リーは、次のように述べている。「TikTokでは、コミュニティで自分自身を表現し、楽しむことができる安心・安全な環境を構築することに全力を注いでいます。透明性と信頼性を兼ね備え、安全で適切な環境で広告主がブランドメッセージを配信できるよう、今後もDVとの協業によって高めていけたらと思います」。
DVのテクノロジーは、4A*1(アメリカ広告業協会)によるAPB*2(広告保護局)の基準に準拠し、DVのブランドセーフティフロアとスタンダードスータビリティカテゴリーに従って、TikTok動画の分類を可能にするものとなる。
*1 4A(American Association of Advertising Agencies:アメリカ広告業協会)
*2 APB(Advertiser Protection Bureau:広告保護局)
DV独自のセマンティック・サイエンステクノロジーは、ディープラーニング、機械学習、オントロジーなどのAI主導のツールと専門家によるマニュアルレビューを活用し、画像、音声、テキストコンポーネントを正確に分析し、きめ細かなビデオコンテンツの分類が可能である。
DVでは動画を以下の3つの要素に分類し、それらの正確な結果から、各プラットフォーム特有のニュアンスを考慮する。さらに、DVの分類システムは、すべてのメディア環境で使用されている広範なコンテンツポリシーに基づいて開発している。
・オーディオ(動画のダイアログと音楽)
・ビジュアル(光学式文字認識[OCR]を使用したオブジェクトと人物)
・テキスト(メタデータ、キャプション、ハッシュタグのオントロジーとAI分類)
TikTokでの広告配信時に、DVの入札後キャンペーンのブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)測定を利用することで、広告主はプラットフォームやパブリッシャーを横断して同じインサイトを活用し、今後のメディアプランニングや購入決定に利用することができる。
その他の利点:
・独自技術:DVの人工知能、機械学習、オントロジー、専門家によるマニュアルレビューを活用し、画像、音声、テキストコンポーネントを正確に分析し、動画レベルの分類を提供
・一貫した指標と分類:広告主は、APBに準拠したブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)の設定にアクセスできるようになり、業界で信頼される透明性の高い指標を提供
・信頼できる測定:広告主が安心して利用できる、独立したサードパーティ検証プロバイダーによるキャンペーン測定
DVはまた、TikTokマーケティング・パートナー・プログラムにおいて、ブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)を専門とする測定パートナーとして認定されている。