コンテンツメディアコンソーシアム、「クオリティメディア宣言」を発表し、団体名を変更―デジタル広告の更なる品質改善を目指す[ニュース]
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on 2023年10月17日 in株式会社デジタルガレージの子会社である株式会社BI.Garageが、メディア30社と共同運営する「コンテンツメディアコンソーシアム」は、「クオリティメデイア宣言」を発表するとともに、新たに「クオリティメデイアコンソーシアム」と名称を変更した。
BI.Garageは、2020年に国内の主要記事コンテンツホルダーであるメディア各社とともに、「コンテンツメディアコンソーシアム(現・クオリティメデイアコンソーシアム)」を創設し、プレミアムコンテンツメディアならではの高付加価値な広告事業を展開している。
クオリティメデイアコンソーシアムの提供するデジタル広告プラットフォームである「MediaStringMediaString」では、参加各社のコンテンツチェック体制、広告チェック体制に対して、国内初の第3者(ビデオリサーチ社)による検証制度を実施・公表するとともに、広告品質認証機関であるJICDAQ(一般社団法人デジタル広告品質認証機構)にいち早く加盟し、その広告サービス全体の信頼性を2段階で外部検証し、広告掲載先メデイアを開示している国内唯一のデジタル広告ネットワークとなる。
このたび発表された「クオリティメディア宣言」は、デジタル広告配信に対して「メデイアクオリティ」「広告クオリティ」の概念を持ち込み、広告主のデジタル広告出稿への不安、生活者のデジタル広告押し付けへの不満を解消して、デジタル広告の受容性と信頼性を格段に引き上げることを目的とした行動指針となる。
BI.Garageでは、本宣言の発表にあり「更なる混乱が予測されるデジタル広告市場において、オリジナルコンテンツであり、広告掲載メディアのクオリティ、掲載広告のクオリティを追求できる唯一のプライベートマーケットプレイス(広告配信ネットワーク)として最高品質の広告の提供を強化していく」としている。
■「クオリティメディア宣言」
デジタル環境では日々、多種多様なメディアコンテンツが誕生し流通しています。信用して良いか疑問を感じるコンテンツが数多ある一方で、コンテンツの信頼性を少しでも高めたり、受け手の心にしっかり届くように、手間ひまとコストをかけ
取材編集を行っているメディアも多くあります。
それらのメディアを私達は「クオリティメディア」と呼ぶことにいたしました。私達「クオリティメディアコンソーシアム」はコンテンツ価値を訴求すると共に広告価値をとことん追求することを宣言いたします。
デジタルメディアはプラットフォームを媒介し情報提供が容易になりました。ユーザーもその利便性から生活メディアとして活用しています。ただ、デジタルプラットフォームに流れる情報は千差万別、玉石混交で利用者の自己責任の情報価値判断に委ねられているのが現状です。
「クオリティメディアコンソーシアム」は良質なメディアのネットワークであることを担保します。「クオリティメディアコンソーシアム」は広告が良質なメディアに掲載されることの価値を追求し、広告効果を高めていきます「クオリティメディアコンソーシアム」はメディアと生活者双方に有益で、健全なインターネット環境の創出に寄与していきます。
インターネットの膨大な情報量の中で、共鳴し信頼できるコンテンツに出会うことは簡単ではありません。しかし「クオリティメディア」はその築きあげたメディアブランドの信頼の力でユーザーを集めることができます。そして、広告コンテンツにつなげることができます。
広告は本来、受け手に新しい情報機会を提供します。しかし、広告の届け方によっては、雑音と感じられてしまう危険性があります。受け手の心に土足で入るような広告は雑音になるのではないでしょうか?広告は信頼され安全な場であるメディアコンテンツに囲まれてこそ、心を動かすことができます。
広告への共感を生み出すメデイアの「コンテンツクオリティ」は大切であると信じます。プラットフォーム広告とは一線を画し、ユーザー心理に受容され、心理的変容を促すことを価値とします。
私達「クオリティメディアコンソーシアム」は混沌として、不信の感情に満ちたインターネットメディア環境において、ユーザーの情報への信頼と広告への共感を確実に得られるコンテンツメディア集団を目指します。こうした時代であるからこそ、人の心に刺さるメディア広告を追求し、デジタル情報空間の信頼性を構築していきたいと考えます。
私達の提供するクオリティメディア・アドネットワーク「MediaString」とはクオリティコンテンツと、質の高い広告と、生活者の「調和のとれた共鳴」を意味します。広告の受け手である生活者がコンテンツへ求める期待と広告の受容性を第一義に考えます。
これが私達の「クオリティメディア宣言」です。
2023年10月「クオリティメデイアコンソーシアム」参加社一同
「クオリティメディアコンソーシアム」参加メディア (順不同)
株式会社東洋経済新報社 株式会社朝日新聞社
株式会社読売新聞東京本社 株式会社日本経済新聞社
株式会社西日本新聞社 株式会社講談社
株式会社集英社 株式会社毎日新聞社
株式会社産経デジタル 株式会社北海道新聞社
株式会社中日新聞社 株式会社時事通信社
株式会社ダイヤモンド社 株式会社プレジデント社
リンクタイズ株式会社 株式会社インプレス
株式会社オレンジページ 株式会社光文社
株式会社文藝春秋 株式会社日本ビジネスプレス
株式会社メディアジーン 朝日放送テレビ株式会社
株式会社J-WAVE 株式会社小学館
株式会社マガジンハウス 株式会社CCCメディアハウス
株式会社フジテレビジョン 株式会社テレビ東京コミュニケーションズ
株式会社TBSテレビ 一般社団法人共同通信社
ABOUT 柏 海
ExchangeWireJAPAN 編集担当
日本大学芸術学部文芸学科卒業。
在学中からジャーナリズムを学び、大学卒業後は新聞社、法律・情報セキュリティ関係の出版社を経験し、2018年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。デジタル広告調査などを担当する。