Teads Japanがオンライン広告関係者向け招待制イベントを開催[ニュース]
グローバルメディアプラットフォームであるTeadsは、8月24日、都内にて、広告主、広告代理店、媒体社の関係者200名を招待したイベントを開催した。
(Sponsored by Teads Japan)
「Teads Bonnefire 夕涼みナイト2023」と題した本イベントは、東京・渋谷の宮下公園跡地を大規模に再開発したミヤシタパーク内で開催。プールが併設されたルーフトップテラスやバーカウンターを備えた会場にて、浴衣やアロハシャツに身を包んだTeads Japanの社員一同が来場者たちを出迎えた。
「イベントの代名詞」の意味とは
冒頭の挨拶を行った同社マネージング・ディレクターの今村 幸彦氏は、自社を「イベントの代名詞」と表現。創立以来、積極的にイベント開催に取り組んできたものの、コロナ禍では自粛を余儀なくされていたと述懐した。2022年から本格的に取り組みを再開し、「Teads Bonnefire 夕涼みナイト」と銘打った本イベントの開催は今年で2回目。今後は毎夏に開催する予定であるとの見込みを発表した。
さらに今村氏は、同社が日本法人を設立して9年目を迎えたことに触れた上で、「媒体社が提供する質の高い記事中に美しい広告クリエイティブを配信することによって消費者の心を動かす」という信念をずっと掲げ続けてきたと発言。高度な広告クリエイティブ制作機能へのこだわりを伺わせた。
スタジオ機能やワークショップ開催で差別化
続いて登場したセールスマネージャーの森田 洋平氏は、同社がインハウスで運営するTeads Studioの概要を紹介。同スタジオでは、広告主から提供されたアセットに基づき、3DやAR機能の装備を含む高度な広告クリエイティブ制作支援を無償で行っている旨を伝えた。
また「クリエイティブブースト」と題した広告クリエイティブ制作のワークショップ開催についても案内。広告主からオンライン会議を通じてキャンペーン内容をヒアリングし、その1週間後にデモを用意した上でブレインストーミングを実施、その場でのフィードバックに基づき修正を行う、という一連の手続きを説明した。
同じく同社のセールスマネージャーを務める奥村 愛来留氏は、Teads Studioが開発した広告フォーマットの一部を紹介。以下を始めとする独自フォーマットを例示した。
Video with Animated Skin:動画広告が全体の長さの半分を流し終えた時点でその動画広告の右側にキービジュアルが表示されるフォーマット
Spin Card to Video:ユーザーが画面をスクロールするにつれて、まるでスピンするかのように静止画広告から動画広告へと切り替わるフォーマット
Video Skin Switch:動画広告を上部に、静止画広告を下部に配置したフォーマット。ユーザーが画面をスクロールすると、動画広告と静止画広告の位置が入れ替わる
奥村氏によると、これらの広告フォーマットを用いたキャンペーンが、従来のものと比較して「ブランド認知」「好意度」「購入意向」「キャンペーン認知」「クリエイティブごとの広告認知」がすべて改善したことを報告。「これらすべての指標が軒並み改善することは非常に珍しい」と述べた上で、高質な広告クリエイティブの効果を披露した。
ABOUT 長野 雅俊
ExchangeWireJAPAN 副編集長
ウェストミンスター大学大学院ジャーナリズム学科修士課程修了。 ロンドンを拠点とする在欧邦人向けメディアの編集長を経て、2016年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 日本や東南アジアを中心としたデジタル広告市場の調査などを担当している。