DoubleVerify、初の「インパクト・レポート」を発表
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on 2023年7月10日 inデジタルメディア測定、データおよび分析向けソフトウェアプラットフォーム企業のDoubleVerifyは、気候変動とサステナビリティ、人材、文化とエクイティ、企業倫理とガバナンスの目標における進捗状況と投資への取り組みを紹介する「インパクト・レポート」を、初めて公表した。
DoubleVerifyのCEOであるMark Zagorskiは次のように述べている。「この度、DV初のインパクトレポートを発表できることを⾮常に嬉しく思います。当社の企業価値、当社がステークホルダーにもたらした成果に加え、サステナビリティと企業の社会的責任(CSR)に対するイニシアティブについて紹介しています。こうしたイニシアティブは、DVのお客様、株主、そして従業員にポジティブな影響を及ぼし、さらに強固な基盤を築くことで当社を⻑期的な成功へと導くものです。私たちは、正しい行いをすることが最終的には会社の利益にも繋がると信じており、この2つのイニシアティブにおける最近の成功が、私たちが責務を果たしている証であり誇りに思っています」。
DVは、インターネットをより強く、より安全で、よりセキュアなものにするという使命のもと事業を行っている。その実現に向け、不正取引の回避、ヘイトスピーチ、テロ⾏為、ポルノグラフィティなどの有害なオンラインコンテンツへの対処など、広告主の支援に尽力している。DVのソリューションは、責任あるマーケティング活動を支援し、広告の明確な管理を可能にすることで、広告主が確信をもってデジタルメディアへの投資を⾏えるようにするものとなっている。
Zagorskiはさらに次のように続けている。「私たちは、弊社のソリューションが関わるデジタル広告の枠を超えて、肯定的な影響を社会にもたらすことを目指しています。企業の社会的責任(CSR)、公平性、そしてサステナビリティの⽬標達成に向けて尽⼒することは、より良い企業の構築はもちろん、お客様やパートナー、株主の皆様の成功を加速させるうえでも不可⽋だと強く信じています」。
2022年の主な実績は以下の通り:
・DV事業のスコープ1~3における温室効果ガス(GHG)排出インベントリーを作成し、排出削減のためのイニシアティブを特定した。
・Scope3社との提携により、デジタルメディアキャンペーンにおける炭素排出量測定ソリューションの提供を開始した。
・企業ミッションを推進すると同時に、国際社会の前向きな変化を後押しするために設立された社会奉仕事業「DV For Good」に210万米ドル以上を投入した。従業員による寄付や企業によるマッチングギフト、業界のイニシアティブへの⽀援、多様性とインクルージョンを重視したパートナーシップが対象となっている。また、パートナーシップ内で正当な評価を受けていないグループに属する従業員を⽀援し、当事者らの声を広め、成⻑とリーダーシップの育成をサポートする活動などが含まれる。
・SeeHer Educationの最初の企業パートナーに認定された。SeeHer Educationは、広告やメディアで⼥性や少⼥が正しく描写されることを⽬指し、マーケティングとジェンダー研究を組み合わせた初の認定プログラム。最⾼峰の教育機関、⽣徒、そして組織のリーダーが集まり、大学生向けのカリキュラムを作成している。
・情報セキュリティマネジメントの国際規格「ISO 27001」認証を取得した。
Zagorskiは次のようにも述べている。「私たちは、すべての⼈の暮らしにとって⽋かせない存在となったこのデジタルの世界が、安全、安⼼かつ⾃由な場所であり続けるためにも、当社の取り組みは必要不可⽋なものであると信じています。DVは今後もこのミッションの追及を続け、未来の世界に肯定的な影響を与えていきます。私たちはすでに素晴らしい成果を成し遂げてきましたが、やるべきことはまだまだたくさんあります。この先に待つ多くの機会を利益に変え、仕事を通してステークホルダーの皆様に恩返しができることを楽しみにしています」。
本レポートは、報告基準との整合性を高めるため、⽶国サステナビリティ会計基準審議会(SASB)と世界経済フォーラム(WEF)のガイダンスに則って作成されている。
「インパクト・レポート」レポートの全文は、以下のリンクよりご覧ください。
https://doubleverify.com/impact-jp/