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ジーニー、戦略的AIカンパニー「JAPAN AI株式会社」を設立[ニュース]

株式会社ジーニーは、4月11日開催の取締役会において、AIを活用したプロダクト開発・販売を行う子会社「JAPAN AI株式会社」の設立を決議した。

 

■子会社設立の目的
現在、OpenAI社が開発・公開する大規模言語モデルを用いた高度な対話型AI「ChatGPT」の事例により、AI技術が様々な分野で注目を集めている。

これまでジーニーでは、プロダクト開発において積極的にAI技術を活用し、「GENIEE CHAT」や「GENIEE SFA/CRM」ではChatGPTを用いたお客様の業務効率化や生産性向上を目的とした新機能開発に取り組んできた。またジーニー社内の生産性もAI関連技術により大きく向上している。

この度、ジーニーグループはAI技術関連に関わる導入コンサルティング、プロダクト提供、ならびに研究開発を推進するために、当該子会社の設立を決定した。JAPAN AIではジーニーの高い技術開発力を継承しAIの研究開発を進めていくことで、マーケティング業界にとどまらず、多様な業界や産業にサービスを提供し、顧客のさらなる事業拡大に貢献していくとしている。

 

■コメント
代表取締役社長 工藤 智昭

ChatGPTをはじめとする大規模言語モデルの可能性を目の当たりにし、子供のように毎日夢中になっています。調べれば調べるほど、このテクノロジーの可能性を日本のために最大限に活かしたいと思うようになりました。ジーニーグループが手がけるマーケティング関連のユースケースはもちろんのこと、マーケティング以外の分野でも社会実装や研究開発を進め、日本企業の生産性向上や日本の国際競争力の向上に貢献したく、新しい会社の設立を決意しました。
ジーニーグループには、この素晴らしいテクノロジーをビジネスの成功のために活用できる優秀なエンジニアたちがいます。また、広告業界だけでなく様々な産業の皆さまと連携し、新しい時代を創っていきたいと考えています。

 

■子会社の概要
(1)商号
JAPAN AI株式会社

(2)所在地
東京都新宿区西新宿6-8-1

(3)代表者
代表取締役・工藤 智昭

(4)事業内容
・AI導入コンサルティング
・AIを活用したプロダクト開発・販売
・AIの研究開発

(5)資本金及び資本準備金
4,000万円

(6)設立年月日
2023年4月14日(予定)

(7)出資比率
株式会社ジーニー100%

ABOUT 柏 海

柏 海

ExchangeWireJAPAN 編集担当 日本大学芸術学部文芸学科卒業。 在学中からジャーナリズムを学び、大学卒業後は新聞社、法律・情報セキュリティ関係の出版社を経験し、2018年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。デジタル広告調査などを担当する。