ソーシャルメディアマーケティング市場、2023年に1兆円規模へ【サイバー・バズ調査】[ニュース]
サイバー・バズは、デジタルインファクトと共同で、2022年国内ソーシャルメディアマーケティングの市場動向調査を実施した。調査結果によると、2023年の国内ソーシャルメディアマーケティング市場規模は1兆899億円で、前年比117%となる見通し。
2023年時点のカテゴリ別内訳は、「ソーシャルメディア広告」が9,724億円で全体の89.2%、これに「インフルエンサーマーケティング」が741億円で全体の6.8%。また、企業の「SNSアカウント運用支援」が261億円で全体の2.4%、「分析ツール」が80億円で0.7%、そして「キャンペーンプランニング・コンサルティング」が92億円で0.8%と推測。
ソーシャルメディアは企業と消費者とのコミュニケーションインフラとして、また販売チャネルとして、今後もその役割はますます高まることが期待される。これらを背景に2027年のソーシャルメディアマーケティング市場規模は、2023年比約1.7倍、1兆8,868億円に達すると予測している。
内訳として予測を公表したインフルエンサーマーケティング市場は、2023年に741億円で2027年には2023年比約1.8倍、1,302億円に成長。
※サイバー・バズ/デジタルインファクト調べ
SNSアカウント運用支援/キャンペーンプランニング・コンサルティング/分析ツール市場は2023年に433億円、2027年には2023年比約1.5倍、663億円。そして、ソーシャルメディア広告は、2023年に9,724億円、2027年には2023年比で約1.7倍の1兆6,904億円に達すると予測している。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。