サイバーエージェント、広告クリエイティブ確認ツール「CheckBacks」との連携により、広告主の確認工数/作業時間を大幅削減[ニュース]
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on 2022年10月14日 in株式会社サイバーエージェントは、レスポンシブ検索広告の運用において「極予測TD(キワミヨソクティーディー)」が広告クリエイティブ確認ツール「CheckBacks(チェックバックス)」と連携したこと発表した。
これにより広告主における確認工数の大幅な削減が可能となり、先行導入の事例では、広告クリエイティブの確認時間が従来と比較し約40%短縮された。
昨今、検索連動型広告においては広告効果最大化を目的とした継続的な運用が重要とされており、サイバーエージェントでは2020年5月よりAIを活用し広告テキストの自動生成および効果の事前予測を行う「極予測TD」を提供している。
また検索連動型広告の中でも複数の広告見出しや説明文の効果を元に自動で組み合わせ配信ができる「レスポンシブ検索広告」が主流になったことを受け、「極予測TD」においても、レスポンシブ検索広告に特化し「広告の有効性」向上を実現する最適な組み合わせを予測・生成する新機能を2022年9月に追加した。
これにより、従来よりも大量に広告テキストや広告の組み合わせの自動生成を行うことが可能となった。
一方、検索連動型広告の運用では、広告テキスト一覧を配信前に広告主にて確認する作業があり、Excelにまとめられたデータを1つ1つ確認してからフィードバックする必要があるなど、作業に時間と手間がかかることが課題となっています。「極予測TD」においても、自動生成新機能の追加により、これまでと比較し多くの広告テキストの生成が可能となることで、広告主の確認工数の増加が見込まれる。
このような背景のもと、「極予測TD」はレスポンシブ検索広告の運用において、クリエイティブ確認ツール「CheckBacks」と連携を開始いした。
さらに「CheckBacks」自体においてもレスポンシブ検索広告に特化したアップデートを行ったことで、広告主の確認工数を大幅に削減しスムーズかつ高速な運用を実現する。
「CheckBacks」との連携により、広告主は「極予測TD」によって大量に生成されたクリエイティブ確認の作業全てを「CheckBacks」内で実施することが可能となった。最新の広告テキスト一覧や過去確認履歴を一括で管理できるとともに、修正やフィードバックもツール内で完結が可能なため、確認作業の工数削減および、配信開始までのリードタイムの大幅短縮を実現した。
さらに、「CheckBacks」ではレスポンシブ検索広告に特化した新機能を追加しており、レスポンシブ検索広告の特徴である、広告見出しや説明文など多くの要素で構成される広告グループ単位の中身を、管理画面上で1つずつ確認・フィードバックを行うことが可能となった。
これにより、まとまった時間がないと対応が難しかった作業が効率的に実施できるようになり、実際に先行導入した広告主からは、1つの広告グループ単位から確認戻しが可能となるため、隙間時間を活用しやすくなったという声が届いている。結果として、クリエイティブ確認の時間が従来と比較し約40%短縮された。
今後は、広告グループを横断した一括承認機能の追加など、広告主のさらなる確認工数削減を図るアップデートを予定しているほか、確認作業の中で生じたキーワードのNG理由を広告主様ごとに分析し「極予測TD」の自動生成機能にフィードバックを行うなど、自動生成の精度を上げていくことも見据えている。
サイバーエージェントは今後も高い技術力をいかし、広告クリエイティブ・テキストにおける表現の多様性や予測精度の更なる向上を図る研究開発を進め、新しい広告クリエイティブの価値提供を目指すとともに、広告主企業の広告効果最大化に尽力していく。
ABOUT 加納 奈穂
ExchangeWireJAPAN 編集担当
武蔵野美術大学卒業後、出版社に入社。WEBサイトや広告の運営に従事。その後コスメ情報サイトのコンテンツマネージャーを経て出版社での通販事業において販売促進業務を担当する。通販会社にてSNS運用に携わったのち、2022年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。現職に至る。