博報堂とDAC、APAC地域で両社横断の戦略ネットワーク「H+」を発足[ニュース]
博報堂とDACは、両社横断の戦略ネットワーク「H+」(エイチプラス)を発足した。
H+は、APAC(アジア太平洋)地域の博報堂DYグループ各社を率い、APACにおけるクライアント企業のマーケティングDXやメディアDXを推進する。
H+は、博報堂のフィロソフィーである生活者発想を核に、生活者を消費者としてだけでなく、「個」として理解し、生活者視点に立つことで、潜在的な需要を掘り起こし、常に変化を続ける多面的なライフスタイルに合わせ、新たな嗜好や行動を促すブランド体験を創造する。
博報堂DYグループのグループ会社やパートナー企業とともに、APACのクライアント企業のマーケティングDX、メディアDXに貢献し、“Empowering Your Digital Future(あなたのデジタルの未来に、もっと力を)”をミッションとして活動していく。
H+の注力領域は、DX化に関わる、デジタル広告、オウンドメディア、コマース、CRMの4領域。これら4領域毎のサービス、そして、4領域をシームレスに横断することで新たに生まれる顧客体験を創出し、包括的にクライアントのDXを支援する。
H+の現在の対応エリアは、インドネシア、韓国、タイ、台北、フィリピン、北京、上海、ベトナムであるが、今後更にエリアを広げていく予定とのことだ。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。