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Teads 、電通インターナショナルと共同でアテンションエコノミー調査を実施

Teads は、dentsu international(電通インターナショナル)と共同で「アテンションエコノミー調査」を実施し、その結果をホワイトペーパーとしてとりまとめた。この調査により、Teads の広告クリエイティブは、ソーシャルメディアでの広告配信よりも、⾼いユーザーエンゲージメントを獲得することが明らかになった。

 

調査資料はこちらからダウンロードできる

(Sponsored by Teads)

 

調査データ総数は3,806 ⼈で、英国と⽶国のモバイルユーザー3,005 ⼈からのデータを収集し、データの有効性を検証するために、801 ⼈のパネルに対しコントロール環境のもと、AB テストを平⾏で実施。その結果、Teads のクリエイティブとフォーマットの最適化がアテンション(注⽬)にもたらす有効性を、調査から確認することができた。

調査結果から、消費者が広告にどのように反応しているかを測定するためには、ビューアビリティだけでは⼗分な指標ではないことが分かった。
アテンションを重視することにより、ビューアビリティと⽐べ、広告効果が 3 倍も優れた結果になることが明らかになった。

Teadsと電通インターナショナルは、このアテンションを獲得するには、Time、Choice、Creative、Relivanceの4つが主要な要素となるとしている。

 

・Time
ビューアブル(視聴可能)な時間は、ユーザーアテンションを集めるための重要な指標の1つである。

また、調査では、Teadsがソーシャルメディアの2倍のアテンションを集めているということを示す結果が得られた。

1000インプレッションあたりのアテンション獲得秒数
・Social videoは、876アテンションsec(秒)獲得
・inRead videoは1775アテンションsec(秒)を獲得

 

 

・Choice
強制視聴の広告は、簡単にスキップできたり無視できたりする広告よりも注目度が低くなる。

 

・Creative
Teadsのプラットフォームで最適化された広告は、元の素材と比較して49%高い注目を集めた。

 

・Relevance
読者(ユーザー)が実際に読んでいる、ユーザーに関連のあるコンテンツや記事内の広告は、コンマ000秒あたり13%の深いアテンションの上昇をもたらす。

 

調査資料はこちらからダウンロードできる

 

 

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長  

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。