MadTechJAPAN2021 December プログラム概要
ExchangeWire は、来る12月1日(水)、グローバルバーチャルイベント「MadTechJAPAN2021 December」を開催いたします。
コロナ禍を受けてのバーチャルイベントとなりますが、2021年3月に続く二回目の開催。日本での年2回の開催は2016年以来となります。前回も「クッキーレス対応」が議論の中心となりましたが、半年を経て、業界の取り組みにどのような進展がみられたのか、大いに注目されるところです。また、この業界における新しい商機であるコネクテッドテレビについての議論も予定。
そして最後に、リサーチ結果から2021年日本のインターネット広告を総括するプレゼンテーションと議論を行います。
2021年のデジタル広告業界を振り返る上で、見逃すべきではない業界イベントです。
ディスカッションポイント
マーケティング及び広告業界は、消費者を中心に据えて、プライバシーに最大限配慮した環境をいかにして作り出すことができるだろうか。
世界中でデジタル化が一気に進行したことで、個人情報の価値と、個人情報保護の重要性が共に高まった。一方では、マーケティング及び広告業界がこれまで活用してきた各種の技術が変化を余儀なくされている。マーケターはCookieが制限された環境に順応したのか。新しい環境下でいかにユーザーを獲得しているのか。サードパーティCookieや広告IDに依存しないツールやソリューションはどれほど有効なのか。バイサイド及びセルサイドには今後どのような事業機会が待ち受けているのか。プライバシーを遵守しながら効率的なマーケティング及び広告展開を行うことは本当に可能なのだろうか。真の意味での消費者第一主義を実現する日がついに到来したのだろうか。
イベントのお申し込みはこちらから
12月1日(水)
14:00 イントロダクション
14:10 広告業界はいかにCookieレス環境に対応できるのか
トピックス
・サードパーティCookieへの依存度は低下したのか。
・広告業界はCookieレス対応について試行錯誤を繰り返している最中にあるのか。
・マーケターはCookie制限に伴う変化について十分な理解をしているのか。
・2021年時点で具体的な対応策はあるのか。
・Cookie廃止の延期を業界はどのように受け止めるべきなのか。
・ターゲティング広告には今後どのような変化が待ち受けているのか。
スピーカー
香川 晴代氏
Index Exchange
Managing Director Japan
田中 朗氏
株式会社朝日新聞社
総合プロデュース本部 デジタル・ソリューション部 WEBビジネスチーム
岡野 敬太氏
NTTレゾナント株式会社
デジタルマーケティング事業部
モデレーター
長野 雅俊
ExchangeWire JAPAN 副編集長
14:40 ファーストパーティーデータをいかに有効活用できるのか(仮)
トピックス(案)
・バイサイドとセルサイドはそれぞれ顧客データ活用及びファーストパーティーデータ取得に 必要なデータ環境を整備しているのか。
・そもそもどのようなデータ環境を整備すべきなのか。
・データ環境を整備する上での課題とは何か。
・媒体社はどのようなデータ戦略を描いているのか。マーケターはその動きと連動できるのか
スピーカー
井上 仁氏
日本ロレアル株式会社
芹澤 和樹氏
デジタルビジネスプロデュースセンター/シニアプランナー
株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
モデレーター
長野 雅俊
ExchangeWire JAPAN 副編集長
15:10 マーケターはストリーミング動画サービスやコネクテッドテレビをいかに活用できるのか
トピックス
・オンライン化が進行するにつれて、コネクテッドテレビ及びストリーミング動画サービスに おける広告機会が今後増えていくのか。
・コネクテッドテレビやストリーミング動画サービスにおいて、実際に高い広告効果を得たブ ランド広告主はどれほどいるのか。
・日本市場では広告付き動画配信が引き続き主要モデルとなるのか。広告付き動画配信モデル の課題とは何か。
・ストリーミング動画サービス上でブランドセーフティを確保するツールはあるのか。
・コネクテッドテレビやストリーミング動画サービスは、Cookieや広告IDに依拠しない新たな オーディエンス獲得手段となれるのか。 日本市場のストリーミングサービス需要増加がデジタルマーケティングにもたらす変化
スピーカー
古田 和俊氏
株式会社TVer
事業本部 広告営業部長
川崎 慧氏
GroupM Japan
Director, Programmatic
モデレーター
野下 智之
ExchangeWire JAPAN 編集長
15:40 コンテクスチュアルターゲティングは新たなオーディエンス獲得手法となるのか
トピックス
・Cookieを活用したターゲティングは果たしてどこまで正確だったのか。
・コンテクスチュアルターゲティングの再興によって、サードパーティCookieの限界が改めて 明らかになったのか。
・Cookieの代替技術として注目されるコンテクスチュアルターゲティング関連でどのようなソ リューションやツールが用意されているのか。
・それら新規のソリューションやツールは、マーケターが新たな顧客を獲得する手段となるか 。また媒体社は収益化に向けてそれらをどのように活用すべきなのか。
スピーカー
奥澤 洋基氏
株式会社サイバーエージェント
インターネット広告事業本部 サイバーエージェントストラテジー局 R&D/マネージャー
髙木 麗氏
株式会社ハースト婦人画報社
アドオペレーションチームマネージャー
モデレーター
長野 雅俊
ExchangeWire JAPAN 副編集長
16:10 2021年インターネット広告市場振り返り
トピックス
・インターネット広告市場動向(CCI調査)の最新版レポートなどをもとに、インターネット広告キャンペーン費の推移やプライバシー保護規制の影響が、国内マーケターのマーケティング活動にどのような影響を与えているかを解説。
ExchangeWire編集部とのQ&Aチャット
スピーカー
神田 啓史氏
株式会社CARTA COMMUNICATIONS
経営戦略室 室長
モデレーター
柏 海
ExchangeWire JAPAN 編集部
イベントのお申し込みはこちらから
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。