スカパーJSATとフリークアウト、コネクテッドTV領域で協業[ニュース]
スカパーJSATとフフリークアウトは、それぞれの既存事業の拡大と新規事業の創出に向けた業務提携契約を締結し、主にコネクテッドTV領域における協業を開始する。
スカパーJSATは、20年以上にわたり国内最大の有料多チャンネルデジタル放送「スカパー!」を運営し、300万を超えるお客様情報の管理や、大量のコンテンツ情報を管理・運用するノウハウなど、CTVの発展に必要なアセットを豊富に保有している。10月1日からは従来提供していたVODサービス「スカパー!オンデマンド」を全面リニューアルし、名称も「SPOOX」に変更する。
この業務提携により、フリークアウトの有するインターネット動画広告における広告プラットフォームの機能を活用し、スカパーJSATが提供する「SPOOX」において、個々のユーザーに最適化した広告を挿入する「アドレッサブル広告」等のトライアルを共同で進めるとともに、今後拡大が予想されるCTV領域における事業を、様々なステークホルダーと協業し、共同検討を進めていく。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。