オトナル、デジタル音声広告の分析ダッシュボードを提供開始[ニュース]
デジタル音声広告を提供する広告会社「オトナル」は、広告主側でデジタル音声広告の配信状況を確認できる分析ダッシュボードの提供を開始した。
子のダッシュボードは、同社が過去二年間で、延べ500件以上の音声広告プランニング・提案を実施し、100案件以上の出稿・運用改善をサポートして運用経験と知見を活かし開発されたものとなる。
これまでのデジタル音声広告における配信実績のレポーティングは、ExcelやCSVファイルの授受やスライド等の資料で行われることが多く、その頻度は週に1度や、キャンペーン設計によっては配信終了後のみであり、広告主側において配信状況のリアルタイムな把握が難しいことが課題であった。
同分析ダッシュボード「Otonal Ad Report」では、デジタル音声メディアの毎日の広告配信状況を、Webブラウザから様々な切り口で確認することが可能となる。
出典:同社プレスリリース
同ダッシュボードは、ユーザーの権限管理機能にも対応しており、ダッシュボードの閲覧権限の付与により必要なメンバーや広告代理店とのスピード感をもった意思疎通を支援する。
音声広告ダッシュボードで分析できるメディアとして、Spotify広告、ラジコオーディアド、・ポッドキャスト広告などがあり、今後はYouTube Audioにも対応をする予定とのこと。
音声に限らず、動画広告やディスプレイ広告などにも対応し、今後はDOOHにも対応をしていく予定とのことだ。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。