ニューステクノロジー、国内初のタクシー車窓サイネージサービス「Canvas」「デジタルサイネージアワード2021」にて優秀賞を受賞[ニュース]
ニューステクノロジーとタクシーアプリ「S.RIDE」等を展開するソニーグループのS.RIDEが今年3月に開発し、5月末より運用を開始した国内初の車窓モビリティサイネージサービス「THE TOKYO MOBILITY GALLERY Canvas」(以下「Canvas」)が、デジタルサイネージコンソーシアムが主催する「デジタルサイネージアワード2021」にて優秀賞を受賞した。
デジタルサイネージアワードは、デジタルサイネージコンソーシアムが主催し、公募したデジタルサイネージ作品の中から優秀な作品を選出・表彰することでデジタルサイネージ市場をさらに活性化していくことを目指す取り組みである。
作品募集は、2021年4月27日(火)~2021年6月11日(金)にデジタルサイネージコンソーシアムサイト上で行い、6月にWEB上で行った審査会で、グランプリと準グランプリ各1点、未来先取り部門賞2点、優秀賞8点を選出した。
「Canvas」は、「東京に新たなギャラリーを」をコンセプトに、都内を走行するタクシー車両の空車時間を活用して、タクシーの後方のサイドガラスに広告を映し出す車窓モビリティサイネージサービス。
サイドガラスには、AGCが独自開発したガラス製透明スクリーン「グラシーン」を搭載。映像を投影していない時は透明な窓ガラスであるが、投影時はクリアな広告を映し出すことが可能となる。
同サービスは、5月31日よりJPN TAXI 100台で運用を開始。段階的に対象車両を増加し、S.RIDEの株主タクシー会社が保有するJPN TAXI全てに搭載していく予定とのことである。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。