インターネット広告事業は765億円、前年比13.8%増-サイバーエージェント21年9月期第1四半期決算-
サイバーエージェントは1月27日、2021年9月期第1四半期の決算発表を行った。
新型コロナウイルスの感染拡大による経済的な緊張が幾分緩和された2020年10-12月期の全体売上は、1,310億円 で前年比13.3%増。広告事業とメディア事業とが寄与し、過去最高となった。営業利益は70億円で、前年比8.7%減となった。
メディア事業は、売上は204億円で前年比67.0%増。営業損失は39億円。ゲーム事業は、売上は299億円で15.0%減。営業利益は11億円で、前年比77.8%減となった。
インターネット広告事業は、AIを活用した広告クリエイティブや広告運用力を強みに過去最高の売上を更新、765億円で前年比13.8%増の二桁成長となった。営業利益は57億円で、前年比0.8%増であった。
出典:同社IR資料
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。